帳台とは? わかりやすく解説

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ちょう‐だい〔チヤウ‐〕【帳台/帳代】

読み方:ちょうだい

寝殿造り母屋内に設けられる調度の一。浜床(はまゆか)という正方形の台の上に畳を敷き四隅立てて帳(とばり)を垂らしたもの。貴人寝所または座所とした。御帳台(みちょうだい)。帳。

塗り籠(ごめ)・納戸の類。

帳台の試み」の略。

主人居間寝間にあてる室。


帳台

読み方:チョウダイ(choudai)

(1)寝殿造宮殿内敷設した調度の一。
(2)奥の間主人寝室納戸、妻の居間用いた


帳台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/18 03:58 UTC 版)

帳台(ちょうだい)とは、平安時代に貴人の座所や寝所として屋内に置かれた調度のこと。御帳台(みちょうだい)、また御帳(みちょう)ともいう。


  1. ^ 『神祭具便覧40巻』民俗工芸平成28年9月発行全438頁200頁。


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帳台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/03 08:55 UTC 版)

しつらい」の記事における「帳台」の解説

母屋正方形四角に「帳」とあるのが帳台(画像473)である。奈良時代から平安時代初期歌われ風俗歌催馬楽』には「我家帷帳(とばりちょう)も 垂れたるを 大君来ませ 婿にせむ 御肴(みさかな)に 何よけむ」と帷帳(とばりちょう)が出てくる。「私家の娘が適齢期なりました帷帳(帳台)も垂らして閨房完璧です。どうか来てくれませんか」、と若い男向 かって招婿(しょうせい)している歌であるので、その帳台はその屋敷の主人のものではない。 しかし寝殿造具体例明らかになる12世紀東三条殿指図画像472では帳台は主人関白藤原忠実の分だけであり、北庇の娘や息子居所には帳台は無い。更に帳台を構えたのは内裏天皇皇后中宮と、あとは摂関家など最上級貴族主人だけにしか無く貴族全員使っていた訳ではない

※この「帳台」の解説は、「しつらい」の解説の一部です。
「帳台」を含む「しつらい」の記事については、「しつらい」の概要を参照ください。


帳台(帳)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 22:55 UTC 版)

寝殿造」の記事における「帳台(帳)」の解説

先に挙げた12世紀年月不明)の画像420段階ではもう寝所(帳台)は塗籠の外であった画像472永久3年(1115)7月21日当時左大臣だった藤原忠実東三条殿相続し、そこに移ったときの寝殿指図である。この指図も本寝室であるはずの塗籠には何の室礼もなく、帳台(ちょうだい)は母屋中央設置され、その脇と前に昼の御座しつらえられている。画像473が帳台である。

※この「帳台(帳)」の解説は、「寝殿造」の解説の一部です。
「帳台(帳)」を含む「寝殿造」の記事については、「寝殿造」の概要を参照ください。

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