川崎河港水門(神奈川県)
川崎河港水門
名称: | 川崎河港水門 |
ふりがな: | かわさきかこうすいもん |
登録番号: | 14 - 0018 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄筋コンクリート造,高さ20.3m,水門幅10.0m |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和3 |
代表都道府県: | 神奈川県 |
所在地: | 神奈川県川崎市川崎区港町66地先 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 日本近代建築総覧 |
施工者: | |
解説文: | 未完に終わった運河の多摩川口に設けられた水門。内務省多摩川改修事務所所長の金森誠之の計画になり,鉄筋コンクリートと金森式鉄筋煉瓦が併用されている。門構頂部に果物をあしらった飾りを載せるなど土木構造物としては極めて装飾的で異彩を放っている。 |
川崎河港水門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 06:31 UTC 版)
川崎河港水門 | |
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情報 | |
用途 | 河港施設 |
設計者 | 金森誠之/内務省多摩川改修事務所 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造 |
高さ | 高さ20.3メートル、水門幅10.0メートル |
竣工 | 1928年(昭和3年)3月 |
所在地 | 〒210-0807 神奈川県川崎市川崎区港町66番地先 |
座標 | 北緯35度32分10.4秒 東経139度43分00.8秒 / 北緯35.536222度 東経139.716889度座標: 北緯35度32分10.4秒 東経139度43分00.8秒 / 北緯35.536222度 東経139.716889度 |
文化財 | 国の登録有形文化財(建造物) |
指定・登録等日 | 1998年(平成10年)9月25日登録 |
川崎河港水門(かわさきかこうすいもん)は、川崎市川崎区港町地先の多摩川にある水門。国の登録有形文化財(建造物)に登録されている[1]。
沿革
多摩川の河口に近い右岸(南岸)に位置する。1918年(大正7年)から行われた多摩川改修工事の一環として、川崎市内を縦断する運河を造ることが計画された。川崎河港水門は、運河と多摩川を仕切る水門として、1928年(昭和3年)3月に竣工した。
水門建設は、内務省多摩川改修事務所長であった、金森誠之の申し出を受けて、味の素がその建設費用を寄付金として負担したもので、現在も水門付近が味の素の管理地となっている。
川崎運河計画の一環として完成するも、社会情勢の変化により運河建設計画は中止され、部分完成していた運河はほとんどが埋め立てられ、運河は水門近くの船溜りとして残るのみとなっている。
しかし水門自体は残り、砂利の陸揚げ施設として、砂利運搬船等の出入りに現在も利用されている。
水門の上部には川崎市の市章と、往時の川崎の名産物であった梨・ブドウ・桃などをモチーフとした装飾がある[2]。1998年(平成10年)に国の登録有形文化財に登録された[1]。
交通
脚注
関連項目
外部リンク
川崎河港水門と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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