嵐山家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 23:51 UTC 版)
「それでも町は廻っている」の記事における「嵐山家」の解説
嵐山歩鳥の家族。歩鳥本人とその両親、2人の弟妹、そしてペットの犬(ジョセフィーヌ)の5人と1匹で構成されている。 嵐山 猛(あらしやま たける) 声 - 田村睦心 歩鳥の弟。小学生。歩鳥の7つ下。顔は歩鳥にそっくりで、好奇心旺盛な所も似ているが、利発な性格のおかげでトラブルにつながらない所は姉と正反対である。学年で流行しているカードゲーム「デーモンコロシアム」では持前の利口さを生かしクラス内で随一の実力を誇る。広章が姉の歩鳥を好きだということに気付いているが、黙っている。 エビちゃんから好意を寄せられており、本人も薄々気づいているのか彼女が夢に出てきたりと少しは意識している模様。作中では「タケル」と表記される。針原に懐いている。 嵐山 雪子(あらしやま ゆきこ) 声 - 仙台エリ 歩鳥の妹。小学生。タケルの2つ下。嵐山家では唯一髪の毛の色が少し薄い。まだまだやんちゃな遊び盛りで、家では「鬼面ライガー」のおもちゃを振り回したり、アクション系のゲームばかりしている。サンタクロースも信じている。頭より先に体が動く。作中では「ユキコ」と表記される。学校でのアダ名は「ニンジャ」。歩鳥いわく性格が「ぶっとんでいる」。 嵐山 歩(あらしやま あゆむ) 声 - 小野友樹 歩鳥の父。公務員。嵐山家のペット・ジョセフィーヌから、家族の中で唯一自分よりも下の階級に見られている。育毛剤のおかげで髪が保たれている。登場する際は後ろ姿であったり、何かしらの障害物に隠れて顔が分からないように描かれている。野球のルールを説明する際に擬音しか用いないなど、歩鳥の適当な性格は歩から遺伝したと思われる。 嵐山 雪美(あらしやま ゆきみ) 声 - 松来未祐 歩鳥の母。旧姓は「綾鳥」。専業主婦。夫の歩いわく、3人の子供は全員雪美に似ているらしい。実際、Tシャツ選びのセンスや髪型などは歩鳥と似ている。歩鳥の行動に心配する場面が多い。毎日歩鳥や歩鳥の父の弁当を作ってあげている。歩同様、登場する際は顔が分からないように描かれる。両親と妹夫婦が北陸に住んでいる。 ジョセフィーヌ 声 - 松来未祐 嵐山家の飼い犬。見た目はほとんどタヌキである。アニメ版では場面転換のブリッジごとにつぶやいており、原作より出番が多い。DVDのCMにも起用された。歩鳥の夢に出てくる際には語尾に「ポコ」とつけてしゃべり、二足歩行をしており、尻尾も完全にタヌキになっている。双葉からは「ポンちゃん」と呼ばれている。歩鳥が存在しない平行世界での名前は「ボーナス」。 同作者の漫画『木曜日のフルット』にて、ジョセフィーヌそっくりのタヌキが回想内に登場している。
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