リップスティックアドベンチャー1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 14:21 UTC 版)
「リップスティックアドベンチャー」の記事における「リップスティックアドベンチャー1」の解説
シリーズ第1作である。主人公の私立探偵、ヒロイン音美という基本路線はこの段階で確立されている。本作では音美は近所の高校生という設定であった。 本作のシナリオと企画を担当した蛭田昌人は、のちにアダルトゲームブランドのエルフを創立したことでも知られる。 嵐山家で発生した家宝の盗難事件を探っていくストーリーとなっている。 AUTOMATONのKoji Fukuyamaは、同作において主人公とメインヒロインとのHシーンが存在しない点を指摘しており、インタビューに応じたゲーム音楽家の高見龍は「それ〔主人公とメインヒロインとのHシーンが存在しない点〕に関しては、単に時代だと思いますね。80年代のラブコメやエロコメとかは、ヒロインが設定されて、多数のゲストのサブヒロインが出てくるんですけど、お約束の定番として、メインヒロインとは深い仲にはならないというのがあった。」と答えている。また、Fukuyamaは1996年に発売された『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』における、宝玉が時間遡行のアイテムとして登場するなど、『リップスティックアドベンチャー』との共通点について言及しており、高見は『YU-NO』の原作者である剣乃ゆきひろによるオマージュかもしれないと述べている。
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