島へ。とは? わかりやすく解説

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しまへ【島へ】

読み方:しまへ

井出孫六著書昭和60年1985刊行


島へ

作者島尾敏雄

収載図書その夏の今は夢の中で日常
出版社講談社
刊行年月1988.8
シリーズ名講談社文芸文庫


島へ

作者田中光二

収載図書大いなる魚影
出版社徳間書店
刊行年月1990.8
シリーズ名徳間文庫


島へ

作者川崎長太郎

収載図書川崎長太郎選集
出版社河出書房新社
刊行年月1991.11


島へ

作者パトリシア・ハイスミス

収載図書風に吹かれて
出版社扶桑社
刊行年月1992.12
シリーズ名扶桑社ミステリー


島へ

作者青柳容子

収載図書
出版社審美
刊行年月1994.9


島へ

作者村上龍

収載図書モニカ音楽家夢・小説家の物語
出版社新潮社
刊行年月1999.3
シリーズ名新潮文庫


島へ

作者藍子

収載図書椿の墓―作品集
出版社森澤佐登子
刊行年月2006.12


島へ。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 07:47 UTC 版)

島へ。』(しまへ)は、海風舎が刊行している日本の離島)の専門雑誌。奇数月の15日に発売[注 1]

概要

長崎県五島列島内、福江島にあった福江市(現在の五島市)出身で、衆議院議員の山田正彦により2001年8月に創刊。創刊の動機について山田は「島のことを取り上げるメディアがないから自分で作ってしまおう」と自らの公式サイトで述べている[1][注 2]

2014年には発刊日を奇数月に変更[2]。このため、1月号(通巻75号)の次が4月号(通巻76号)となった。山田は同年6月号(通巻77号)で、前年に他界した母に代わり海風舎代表取締役に就任したことを明らかにするとともに、次号から編集内容、編集体制を刷新することを宣言[3]。次号の発売日は決定次第ホームページで告知するとされた[2]が、次号までは6ヶ月間の空白が生じ、通巻78号は同年12月号となった。

『島へ。』は隔月(奇数月)刊で、発行部数は自称で6万部。全国の一般書店、沖縄県内のコンビニチェーン店舗での販売、自社サイトでの通信販売の他、日本トランスオーシャン航空(JTA)の機内誌としても販売されていると紹介されている[注 3]。沖縄県内の琉球諸島を中心とした路線網を持つJTAは『島へ。』のスポンサー企業でもある。この他、鹿児島県奄美諸島徳之島徳之島町)出身の徳田虎雄が設立した特定医療法人徳洲会、離島への電力供給も行う東京電力沖縄電力[注 4]、長崎県西海市大島に設立された大島造船所など、離島との関係が強い企業などもスポンサーとなっている。山田も参加していた超党派の議員連盟である「島嶼議員連盟」は協力団体の関係にある[5]

各号で特定の島を中心とした特集を組み、その島の名所や風土を紹介する。著名人が島について語るスペシャルインタビューや、カベルナリア吉田によるエッセイも連載。また、島旅ガイド情報、島のお嫁さん募集、島の求人情報など、島への移住を考える人に向けた情報も掲載されている。

出版社の海風舎は東京都千代田区神田錦町に所在[注 5]。『島へ。』と連動させる形で、公式サイトでは島名産品の通信販売[6]や宣伝用途での写真貸出[7]などの事業も行っている。

脚注

注釈

  1. ^ かつては偶数月の1日に発行されていた。
  2. ^ 山田は2010年に菅直人内閣農林水産大臣を務めたが、2012年12月の第46回衆議院議員総選挙で落選し、2014年7月の第23回参議院議員通常選挙でも敗れて国政復帰はならなかった。
  3. ^ ただし、JTAは独自の機内誌『Coralway』を発行しており[4]、『島へ。』を機内誌としてるわけではない。
  4. ^ 他に電源開発もスポンサーとして参加。
  5. ^ かつては同区平河町にあったが、2014年7月1日に同地に移転した[5]

出典

  1. ^ 山田正彦プロフィール”. 山田正彦. 2013年4月6日閲覧。
  2. ^ a b 『島へ。』通巻77号、2014年6月、p.110
  3. ^ 『島へ。』通巻77号、2014年6月、p.6
  4. ^ “沖縄の空の旅ロングセラー雑誌「Coralway」8月で30年”. 沖縄タイムス. (2017年8月27日). http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/16269 
  5. ^ a b お問い合わせ”. 島へ。. 2013年4月6日閲覧。
  6. ^ しまのうまいもの広場”. 島へ。. 2013年4月6日閲覧。
  7. ^ 島の写真貸し出し”. 島へ。. 2013年4月6日閲覧。

外部リンク


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