山の手の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 10:13 UTC 版)
「絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-」の記事における「山の手の住人」の解説
松野 益夫(まつの ますお) 声 - 中華料理店「彩輝楼」のオーナー兼料理長。下町の住人を「非常識」と毛嫌いしている。山の手の住人たちの代表格で、下町の人間といざこざが起きると、いつも下町の代表格の島杉国明と口論している。 自宅が何者かに放火されるが、すぐに気づいたためボヤ程度で済んだ。現場に島杉直人が書いた梨絵宛の手紙が落ちていたことから、直人を放火犯だと決めつけて彼を自宅の物置に監禁した。後に主人公によって真犯人が暴かれた際は、自らの非を認め、島杉国明に息子の直人を疑ったことを謝罪し、下町の住人と和解した。 松野 梨絵(まつの りえ) 声 - 村井理沙子 益夫の娘。島杉直人と交際しているが、下町の人間を嫌う益夫に交際を反対されている。 主人公が自室を訪ねて来た時、最初は驚くも、恋人の直人が自宅に放火した犯人と疑われていると聞き、主人公に真犯人の究明を依頼した。実は野際義政の娘であり、彼が親権を剥奪された後に子供が居なかった松野家に引き取られていた。事件後、直人の疑いが晴れ、主人公が強盗と誤認されて物置に監禁された時は、直人と共に主人公の脱出を手助けした。 野際 義政(のぎわ よしまさ) 声 - 中華料理店「彩輝楼」の副料理長。料理長の松野益夫からの信頼は厚く、下町と山の手の住民の対立に心を痛めている。 実は松野邸の放火事件の真犯人。かつて一流ホテル「兆京」の料理長を務めていたが、若手従業員の不始末で食中毒が発生。その際、交代した新経営者に責任を押し付けられ、料理長は益夫に交代となり自身はクビになった。その後は解雇歴の所為で仕事を得ることができず、更に借金を抱えていた事もあって、追い詰められ一家心中を図る。しかし、妻と息子だけが死亡し自身と生まれたばかりの娘が生き残ってしまい、逮捕された事でその娘の親権も剥奪されてしまった。その後は服役し、刑期満了で出所後は無気力に過ごしていたが、益夫の中華料理店の求人を見かけ、彼への復讐を決意した。 震災後に益夫の自宅に放火を試みたが、すぐに気づかれ消し止められてしまった。一時は下町の住人の島杉直人が放火犯と断定されたが、かつての職場であるホテル「兆京」の記念品のハンカチを犯行現場に落としており、そこから足がついてしまった。主人公に犯行を暴かれると、益夫の娘の梨絵を人質にして殺そうとしたが、その時余震が起きたことで失敗。同時に、梨絵の正体が自分の娘で、益夫の養子になっていたことを知らされたことで観念し、後に駆け付けた警察官に逮捕された。
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