官公庁と研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/12 03:12 UTC 版)
オルペは、オルペ郡の郡庁所在地である。ヴェストフェリシェ通りのオルペ郡役場は1990年代に大きく改築され、拡張された。これにより建物の一部に別の機能が付与された。たとえば、現在コルテミッケ通り2番地に本部を置く郡警察署がここに入居していた。現在ここには警邏および地域サービスおよび2つの犯罪委員がある。古い建物には、区裁判所とそれに併設された刑務所および青少年収容所があった。成人収監者は1960年代半ばに当時のジーゲン刑務所に移された。青少年収容所は1989年8月末に閉鎖された。現在のオルペ区裁判所は、通常の裁判業務を行う裁判所であり、ジーゲン地方裁判所管区に4つある区裁判所の1つである。裁判所はブルーフ通り32番地にある。 アルンスベルク行政管区側の特別許可に基づくオルペ消防団は。124人の消防士が在籍している(2012年12月31日現在)。2007年にグルーベン通りに新しいオルペ消防署が完成した。ここには3つの消防隊、100人の消防士がいる。この他にオーバーヴァイシェーデに、24人の消防士を擁する消防班がある。 救急サービスは、聖マルティヌス病院から提供されている。救急活動はオルペ郡によってコーディネイトされている。 ロフス通り3番地に、ジーゲン職業安定所の事務所がある。 オルペ税務署は、アルフ・デム・ガレンベルク通りにある。 クールケルニッシェス・ザウアーラント地方営林署オルペ・サービス所は、2007年8月1日に当時のアッテンドルン営林署の一部とオルペのクールケルニッシェス・ザウアーラント地方営林署から設立された。オルペの営林署は、1810年に初めて文献に記録されている。 この他に、LWLヴェストファーレン考古学研究所オルペ分所がある。この研究所は旧学校に本部を置いており、1982年8月31日にオルペ分所(当時は、ヴェストファーレン史跡保護博物館)を公式に開設した。業務の重点は、アルンスベルク行政管区の文化財保護である。これは文化財の保護申請、公益の担い手としての手続き参加、現場での調査、広報、および「小さな文化財保護」(利害関係者やグループとの交流)によって実現される。 2008年9月1日、ジュートヴェストファーレン=アゲントゥール GmbH(南ヴェストファーレン・エージェント) がオルペに設立された。代表者のディルク・グラーザーを中心とする14人が、レギオナーレ2013関連のプロジェクトを準備し、コーディネイトしている。構造支援プログラムの終了後、チームを縮小したエージェントの業務は地域経済振興機関として継続している。 オルペ=ドロルスハーゲン=ヴェンデン貯蓄銀行およびオルペ=ヴェンデン=ドロルスハーゲン国民銀行はオルペに本社を置いている。
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