宇宙ゲリラ シャドー星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:20 UTC 版)
「ウルトラセブンの登場怪獣」の記事における「宇宙ゲリラ シャドー星人」の解説
第23話「明日を捜せ」に登場。 地球に円盤で飛来したことや、地下に地球防衛軍の新兵器開発工場が存在する「03(マルサン)倉庫」を巨大な火の玉で爆破するなどの地球侵略計画を水晶占い師のヤスイ(安井)に次々と言い当てられたため、彼を拉致して電気ショックによる拷問を行う。武器として光線銃を使用するほか、姿を消すことや変身することも可能である。変身と共に、ヤスイを追い回す際に用いたダンプカーをタクシーに変化させ、彼を油断させることすら行える。しかし、自身の戦闘能力は低いため、用心棒として怪獣ガブラを連れている。 ウルトラ警備隊による捜査を掻いくぐり、03倉庫を爆破することや基地へヤスイを拉致することには成功したものの、放射線透視装置で基地をつき止められて侵入されたうえにセブンも登場すると、降伏を申し出た直後にガブラを差し向けたり、ヤスイを解放した後も円盤からガブラの首を遠隔操作して襲わせたりと、卑怯な手段でセブンを追い詰める。最後は、セブンのハンドビームによって円盤ごと爆破される。 肩の張った制服を着ている。基地にはウルトラ警備隊によってウルトラガンで射殺された通常の戦闘員3体のほか、ヤスイを拷問していたリーダーとその補佐を務める女性の個体も1体確認されている。さらには、基地の外を警備していた個体も確認されているが、こちらはダンによって投げ飛ばされている。 声の出演:上田耕一、大島マリ子 スーツアクター:上田耕一、佐藤千枝子 資料によっては「シャドウ星人」とも記載される。 デザインは成田亨によるもので、人面の凹凸を反転させたデザインは彼の個人作品にも応用されており、会心の作であったという。ラテックス製のマスクは目が透明パーツのものとポリ製のものの数個が作られた。 帯番組『ウルトラ怪獣大百科』(1988年)では円盤が「シャドー円盤」と呼ばれ、全長が直径18メートルで重量が22トンと解説されている。 他の作品への登場マスクのみ、『怪奇大作戦』第11話「ジャガーの眼は赤い」のエンディングに登場している。 京楽の『ぱちんこウルトラセブン』シリーズでは、出現時の人数によって大当たりの昇格の期待度が変わる。
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