学力向上関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:37 UTC 版)
「清真学園高等学校・中学校」の記事における「学力向上関係」の解説
1年を前期・後期に分ける2学期制であり、前期・後期にそれぞれ中間考査・期末考査と呼ばれる学内定期考査が行われる。その2週間前からは学習専念期間が設定され、全ての部活動が停止する。これら期間中は部活の自主練習も自粛が求められる。 学園全体では年20回以上の外部模試が開かれ、生徒は申請すれば受けることができる(強制的に受けなければならない試験もある)。さらに東京都・水戸市・千葉市などで開かれる外部試験の申請用紙も自習室や職員室に置いてあるため、自由に申請することができる。 中学初期からグレード制(習熟度別クラス制度)が導入されており、教科別・レベル別に授業形態が変わる。生徒は上記の定期考査や外部模試等を基にクラス分けされ、各自の習熟度にあったクラスで授業を受ける。これによって、全体としての学力向上が図られている。 中学から高校へはほぼ全ての生徒が高校進学ができる仕組みになっている。しかし、特別模試や校内アンケート等を随時行い、中高一貫校の3・4年目で陥りやすい「中だるみ」状態にならないよう調整している。 大学受験で有利になる場合もあるため、資格試験の受験も推奨している。その場合は校舎が受験会場になるほか、団体割引が利くことがほとんどである。例として、実用英語技能検定(英検)、実用数学技能検定、日本数学オリンピック、漢字検定などの会場として選ばれている。 中高一貫ということもあって、本来6年弱で完了する文部科学省の学習指導要領カリキュラムを、上述のように概ね5年で終わらせる。その後の1年間は復習や弱点対策と共に、大学入試対策と呼ばれる実戦的な特別授業を行い、力をつけていく。高校3年生になると、後述の体育祭を最後に大きな行事に関わることはなくなるので、受験勉強を本格的に開始することになる。 高校3年生になるとSEA(清真エキストラアカデミー)と呼ばれる特別講座が開かれ、昼休み・放課後・休日などに、自分で選んだ科目を学ぶことができる。 高校3年生は12月の授業終了時点から自由登校となり、その後には特別直前講習が開かれる(任意出席)。 なお、大学入試センター試験は生徒の9割以上が受験するため、学校がバスを出し、宿泊施設も手配する(近年は筑波大学で受験している)。そして自己採点・分析を行い、各々の私立入学試験や国公立大学二次試験に向けて最後の追い込みをかける。
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