天竜川電力の合併とは? わかりやすく解説

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天竜川電力の合併

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:36 UTC 版)

矢作水力」の記事における「天竜川電力の合併」の解説

1928年昭和3年4月矢作水力では初代社長井上角五郎引退し相談役福澤桃介長男1922年4月から副社長務めていた福澤駒吉2代目社長に就任していた。駒吉社長昇格と、阿知川での電源開発参入機に同じく駒吉社長務め天竜川本流での電源開発手掛ける天竜川電力株式会社との合併計画浮上する同社大手電力会社大同電力関係会社であり、天竜川開発目的1926年3月資本金5000万円設立大久保・南向両発電所長野県)を建設し大同電力送電していた。 1931年昭和6年3月矢作水力天竜川電力との間で合併契約締結された。資本金1290万円矢作水力対し天竜川電力資本金5000万円であり天竜川電力の方が大規模であったが(払込資本金額も同様)合併比率1対1対等合併)、存続会社矢作水力側とされた。また合併同時に矢作水力8月時点株主対し持株2につき1割合優先株式12年年率12パーセント配当)を交付する、という形の増資実施し資本金を6935万円引き上げている。この優先株式発行は、矢作水力の方が会社内容優れていたが合併比率1対1となったので、これによって生ず矢作水力側の株主の不利を補うためのものであった同年11月17日矢作水力にて合併報告総会開かれ天竜川電力の合併手続き完了した南向発電所送電電圧154kVの大同電力東京送電線起点終点横浜市内東京変電所)であり、矢作水力への合併後引き続き大同電力への供給続いた南向発電所における大同電力への供給は、1937年時点2万5,520kWであった

※この「天竜川電力の合併」の解説は、「矢作水力」の解説の一部です。
「天竜川電力の合併」を含む「矢作水力」の記事については、「矢作水力」の概要を参照ください。

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