天皇杯の例
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「Jリーグの試合中止例」の記事における「天皇杯の例」の解説
日本サッカー協会 (JFA) とJリーグが主催する天皇杯全日本サッカー選手権大会では、試合開始前の中止事例が複数回あるほか、2021年7月14日に行われた第101回大会の3回戦・名古屋グランパス対ファジアーノ岡山(名古屋市港サッカー場)の試合が雷雨のため前半終了時点で中止となり(中止時点でのスコアは0-0)、同年8月2日に同会場で再試合(試合記録取消・前半からやり直し)が行われることになった。 また、試合開始後に中止し打ち切りとなった時間までの試合記録を取り消さず、後日中断時点から再開した試合として以下の例がある。 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦【40】 横浜F・マリノス v MIOびわこ滋賀2015年9月6日19:00(中断前) 横浜F・マリノス 1 - 1MIOびわこ滋賀 アデミウソン 53分 村上聖弥 2分 ニッパツ三ツ沢球技場観客数: 4,024人主審: 福島孝一郎 横浜F・マリノス v MIOびわこ滋賀 2015年10月11日13:00(再開後) 横浜F・マリノス 3 - 1 (延長)MIOびわこ滋賀 アデミウソン 95分伊藤翔 104分 公式記録 (PDF) 日産スタジアム観客数: 5,906人主審: 福島孝一郎 豪雨によるピッチコンディション悪化のため73分16秒(後半28分16秒)1-1の場面で試合中断、そのまま中止。2015年10月11日から会場を変更の上で再開試合として開催した。再開試合では終了までに得点が入らず、そのまま延長戦に突入した。なお、この試合では、出場していた小林祐三・齋藤学(共に横浜FM)がけがのため再開試合開始時に交代(レギュレーションにより交代枠に含めず)、ベンチ入りしていた望月聖矢(滋賀)がけがのためベンチ入りせず柳澤隼に交代している(このため、横浜FMは都合5名の選手交代を行い、滋賀は8人のベンチ入りとなっている)。 第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦【70】 ヴァンラーレ八戸 v 名古屋グランパス2017年7月12日19:05(中断前) ヴァンラーレ八戸 0 - 1名古屋グランパス 永井龍 53分 パロマ瑞穂スタジアム観客数: 2,210人主審: 山本雄大 ヴァンラーレ八戸 v 名古屋グランパス 2017年8月2日19:00(再開後) ヴァンラーレ八戸 1 - 2名古屋グランパス 村上聖弥 70分 公式記録 (PDF) ワシントン 85分 パロマ瑞穂スタジアム観客数: 1,703人主審: 山本雄大 雷雨の為、65分に試合を中断した後にそのまま試合中止。JFAと主管協会である愛知県サッカー協会が協議した結果、65分からの同会場での再開試合となった。名古屋は再開試合までの間に試合出場メンバーを含む登録メンバーのうち3人 が負傷、4人 が移籍により退団しており、さらに中断までの間に選手交代枠を1つ使っていた為、残りのベンチ入りメンバーだけでは再開時に11人のメンバーを組むことが出来ないことから、天皇杯実施委員会の承認と八戸の了承を経て4人をベンチ入りメンバーに追加登録し、先発メンバー5人を差し替えた。このため名古屋は記録上11人がベンチ入りし、その後の交代出場も含めて7人が出場した(交代枠を1つ余らせたため、実際には8人が出場可能だった)ことになっている。また八戸も中断試合に出場していた佐々木航がけがのためメンバー交代となり、ベンチ入りしていた須藤貴郁もけがのため金井隆太に差替となり、記録上8人がベンチ入りし4人が出場したほか、第4の審判員も変更となった。なお、決勝点を挙げたワシントンは再開試合で特例で出場できた(中断試合ではベンチにも入っていなかった)選手である。また、公式記録上の観客数(3,913人)は、中断前と再開後の観客数の合算となっている。
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