大豆/とは? わかりやすく解説

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大豆

大豆は、中国では米、麦、粟、黍(きび)又は稗(ひえ)とともに五穀一つとして数千年も前から栽培されきました朝鮮半島経由して日本に伝わるのは、弥生時代初期とみられています。当時食べ方は、煮豆炒り豆主だったようで、味噌醤油前身である穀醤(こくびしお)として利用され始めるのは奈良時代入ってからです。また、国内広く栽培されるうになるのは鎌倉時代以降です。なお、豆粒はるかに大きそらまめ等を差し置いて「大豆」と呼ばれるのは不思議なもしますが、当時は単に「豆(まめ)」と言えば大豆のことを指すほど重要視されていたため、「大いなる豆」、「大切な豆」との意味このような表記になったと言われています。一方、英名の"soybean"は、醤油(英語でsoy)の原料であることに由来してます。
大豆は、現在、沖縄除き全国的に栽培され北海道東北関東北陸九州地方主な産地です。一般的なものは黄大豆で、他に青大豆や一般に「黒豆」と呼ばれる黒大豆などがありますそれぞれの主な用途は、黄大豆は食品一般青大豆きな粉煮豆黒大豆煮豆などです。

全国品種の数は多いのですが、主なものとしては「フクユタカ」、「エンレイ」、「タチナガハ」、「リュウホウ」、「スズユタカ」等があり、これらで作付面積全体の5割以上を占めます

大豆の国内自給率は3~4%程度で、大半輸入されています。輸入の8割近くアメリカから、次いでブラジルパラグアイなどとなってます。大豆は、これら諸国始め世界的には油を採る目的生産されており、国際連合食糧農業機関FAO)の統計では油糧種子分類されています。日本国内でも需要の8割は製油用で、残り煮豆惣菜そうざい)、納豆豆腐油揚げ凍豆腐味噌醤油等の食品用です。なお、国産大豆はほぼ全量食品用仕向られているため、製油用を除いた食用自給率は2割強となってます。




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