大船駅桔梗山線
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「京浜急行バス鎌倉営業所」の記事における「大船駅桔梗山線」の解説
船50 大船駅 - 山の上ロータリー - 桔梗山 船50は、1995年10月16日運行開始。 同年8月28日に新発売された日野自動車の小型バス、日野・リエッセを路線バスとして全国で初めて採用した路線であり、京急ポニー号の運行開始時に5台(C4544~4548)配属された(同時期にリエッセを採用したことで知られる武蔵野市コミュニティバス「ムーバス」は同年11月26日の開業)。 「日野・リエッセ」も参照 沿線は丘陵地に古くから開発された住宅街で、高齢化とともに住民や鎌倉市からバス運行の要望があったものの、中型バスの通行も厳しい急坂の狭隘路という条件でなかなか実現に至らなかったが、京浜急行電鉄(当時はバス事業が分社前で電鉄直営だった)が国内ディーゼル4メーカーに打診したところ、日野自動車が小型バス日野・レインボーRBのフルモデルチェンジ車としてリエッセを開発中で、リアエンジンで前中2扉の路線仕様が設定され、多区間運賃地区での運行に適しているということで採用が決まった(なお京浜急行ではレインボーRBの採用例はなかった)。リエッセの導入により当路線の運行が実現したものである。 船50は、京浜急行では初のデマンドバス路線である。デマンドシステム導入にあたっては、すでに東急コーチで都市型デマンドバスの先鞭をつけていた東急バスから資料提供などの協力を受けているが、均一運賃区間の東急コーチと異なり、京急ポニー号では多区間運賃地区での都市型デマンドバス導入となったことで独自の工夫がなされている。基本路線上の停留所である「山の上ロータリー」と「山の上通り」の間にデマンドルートが設定されており、ルート上の停留所である「深沢中学上」及び「大平山公園」にはデマンドボタン付きのポールサインが設置されている。なお、大船駅発・桔梗山発共(デマンドルート入口) - 「深沢中学上」 - 「大平山公園」 - (デマンドルート入口)の順に運行される。
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