大艦巨砲主義の到来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:16 UTC 版)
その結果、艦砲の大口径化が進み、大艦巨砲主義が到来した。大艦巨砲主義の極致のひとつである戦艦「大和」の主砲は、口径46cm、砲弾重量1,460kg、最大飛距離42kmに達していた。砲弾は装甲を貫通できるように徹甲弾が主体となった。艦砲の巨大化に伴い砲弾が巨大化、それを給弾するために砲塔の下部はエレベータで給弾を行う設備となった。また、第一次世界大戦後には対航空機戦闘のために高角砲の搭載が一般的になった。駆逐艦クラスでは対空戦闘および対水上艦戦闘に使える両用砲の採用が増えた。
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