大浜埼灯台記念館とは? わかりやすく解説

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大浜埼灯台記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 01:00 UTC 版)

大浜埼灯台」の記事における「大浜埼灯台記念館」の解説

旧大浜埼船舶通航潮流信号所1910年明治43年竣工1986年昭和61年開館灯台海上保安庁管理しているが、こちらは尾道市管理している。普段施錠されており、見学には尾道市因島総合支所事前申請する必要がある木造平屋建切妻屋根塔屋3基付。幅3.74m×奥行16.38m×高さ8.75m、桁行9間×梁間2間。近代造られ木造信号所としては現存唯一ののである2005年平成17年)に土木学会選奨土木遺産2011年平成23年)には広島県重要文化財指定。 この施設の特徴屋根の上にある3つの塔である。周辺海域東西3区域に分けそれぞれの塔からの信号反対側から航行している船の位置知らせた。海側から第1種信号第2種信号第3種信号呼ばれ昼間は塔の中央大きく記号表示夜間は塔の上部のライト表示した伝達方法情報昼間記号夜間ライト西行に対して東行に対して第1種白色点高根島小佐木島間に在りて東方航行する船あり 外以東に在て西方航行する船あり 第2種赤色点滅 小佐木島細島間に在て東方航行する船あり 外以西に在て西方航行する船あり 第3種赤色点灯 細島以東に在て東方帆船走す 布刈瀬戸帆船走す つまり第1種から第3種に移るにつれ、布刈瀬戸に船が存在することを伝達していた。昼間の記号は塔の中心に黒地白文字書かれ、窓の羽根板を開閉することにより表示切り替えていた。現在塔屋はすべて白で塗りつぶされているが、当時白色記号目立たせるため、塔屋羽根板も黒であった羽根板を動かす機構ケーブル破損により現在は使えない潮流は、腕木式信号機昼間のみ)で表示した鉄骨造方形で塔高5.73m。その他、通信用信号柱旗竿)で知らせている。昼間潮流信号機旗竿現存し、「旧大浜通航潮流信号所」の名称で、前述信号所建物とともに広島県重要文化財指定されている。

※この「大浜埼灯台記念館」の解説は、「大浜埼灯台」の解説の一部です。
「大浜埼灯台記念館」を含む「大浜埼灯台」の記事については、「大浜埼灯台」の概要を参照ください。

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