大浅海地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 03:48 UTC 版)
「フューチャー・イズ・ワイルドの生物一覧」の記事における「大浅海地」の解説
紅藻リーフ 種族名は設定されていないが、ユーラシア大陸を覆う浅海では紅藻の子孫がサンゴ礁のようなリーフを発達させている。受精を海流まかせにしていた先祖とは異なり、動物に養分を提供する代わりに受精を媒介させるための花を獲得している。 リーフグライダー (Reef Glider) リーフに棲むウミウシの子孫で、成長するとアザラシほどの大きさになる。数対のひれを使って優雅に泳ぎ、繊維状のえらを尾のように長くたなびかせている。体液は海水より軽いアンモニウムイオンを主成分としており、これによって浮力を得る。幼生は紅藻の花からの分泌物を食べ、成長すると肉食になり、オーシャンファントムをも捕食する。 オーシャンファントム (Ocean Phantom) 海面に浮かぶクダクラゲの子孫で、何種類もの違う役割を持った個体が集まって長さ10m、幅4m以上の巨大な群体を形成している。リーフグライダーにかじられたり嵐でばらばらにちぎれたりしても、残った部分から再生できる。 浮き袋の役割を担う空気の詰まった個体がいて、その上に生えている帆の中の管に水を通すことで帆の向きを変え、風を受けて移動する。下には移動方向を制御する竜骨や舵、獲物を探すセンサー役の触手、先端がベル状になっている捕食用の触手、自衛用の触手などを持つ個体がいる。水をジェットのように噴き出して風がない時の推力にする個体や、海水を分解して淡水を作る個体もおり、さらには本体の表面を覆う藻類や後述のスピンドルトルーパーなどとも共生している。 スピンドルトルーパー (Spindletrooper) 体長30cmほどもあるウミグモの子孫で、オーシャンファントムの自衛用触手の中に棲んでいる。宿主から食べ物をもらう代わりに、外敵(リーフグライダー)に襲われた時は触手から出て鉤爪と毒を持った腮で追い払う。
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