大学南校とは? わかりやすく解説

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だいがく‐なんこう〔‐ナンカウ〕【大学南校】

読み方:だいがくなんこう

東京大学前身の一。幕末開成所明治初年1868開成学校、そして大学南校と改称洋学教育が行われた。明治10年(1877)東京医学校合併して東京大学となった


大学南校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 03:28 UTC 版)

大学校 (1869年)」の記事における「大学南校」の解説

神田一ツ橋錦町)の旧開成所跡に設置された。洋学教育担当し明治3年7月の「本校閉鎖後制定された「大学南校規則によれば外国人教師による外国語課程である「正則」、日本人教師による日本語課程である「変則」から構成され外国語学・西洋地歴数学などを科目とする「普通科修了ののち法理文の各「専門科」に進学することになっていた。また、同年以降各藩からの貢進生募集259藩より300余名)や海外へ官費留学生派遣日本最初欧米留学生は南校からの派遣である)などの施策行った明治6年には明六社参画[要出典]。 その後文部省への移管と「南校」への改称明治4年7月)をへて、9月25日新暦11月7日)に南校は一時閉鎖され10月再開された。この時「変則課程廃止されて「正則」のみとなり、また貢進生制度廃止され新たに学生募集され入学試験により入学許可された。当初予定されていた「専門科」の設置は、それを修める程度学力達す生徒がほとんどいなかったため放棄され、「普通科」すなわち外国語教育重点おかれることになった。この結果南校はフルベッキ指導下で、中等学校当の学校となった明治5年1872年)の学制により南校は「第一大学区第一中学」、1873年明治6年専門学校後年専門学校令準拠した旧制専門学校とは異なる)となって開成学校改称し1874年ついで「東京開成学校」に改称された。 開成学校への改称後校地東京大学法理文3学部継承された(その後現在地の東大本郷校地順次移転)。

※この「大学南校」の解説は、「大学校 (1869年)」の解説の一部です。
「大学南校」を含む「大学校 (1869年)」の記事については、「大学校 (1869年)」の概要を参照ください。

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