大丸線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:57 UTC 版)
調21:調布駅南口 - 石原橋 - 矢野口駅 - 稲城長沼駅 - 南多摩駅 - 稲城市立病院(土曜朝1本のみ) 元々は稲城市(旧・稲城町)北部の国鉄南武線沿線と調布駅を直行で結ぶ路線だった。稲城市北部と調布の間は京王相模原線の開通までは鉄道で行くと分倍河原駅を経由する必要があり遠回りで、開通後も京王稲田堤駅での乗り換えが必要だったため、多摩川原橋を経由し乗り換えなしで結ぶバスは重宝された。しかし、多摩川原橋の混雑で定時運行が困難になり、乗客が鉄道に流出。徐々に減便されていった。小田急バス柿24系統(柿生駅 - 調布駅)や、矢野口駅(矢野口駅東) - 調布駅南口間で並行している神奈中バス鶴22系統も同様の理由で減便されていった。 2006年(平成18年)に片側2車線の新多摩川原橋が開通し渋滞は解消したが乗客は戻らず、稲城市コミュニティバス『iバス』市内循環線との競合により、2010年代には平日1日1往復に減らされ、2018年(平成30年)2月22日付のダイヤ改正で土曜日朝の1便のみという免許維持路線になった。また、小田急バス柿24系統も調布駅乗り入れは休日1往復のみとなり、神奈中バス鶴22系統も、休日1往復のみとなっていたが、2020年9月5日のダイヤ改正で土曜1往復のみに変更された。 「小田急バス町田営業所#柿生駅 - 片平中央 - 稲城・若葉台方面」および「神奈川中央交通町田営業所#鶴川駅 - 和光学園 - 若葉台駅方面」も参照 また、2018年以降、平日における矢野口駅に乗り入れる通常路線バス(iバスを除く)は、小田急バス読01系統のみであったが、こちらも2021年9月27日のダイヤ改正で平日の乗り入れを終了したため、完全に消滅した。 「小田急バス登戸営業所#寺尾台団地 - 読売ランド前駅 - よみうりランド方面」も参照 矢野口駅 - 稲城市立病院間は、稲城市内に入るため多区間運賃となる(調布駅南口 - 矢野口駅は210円均一)。「南多摩駅」停留所は、稲城市立病院行は駅ロータリー内の停留所に停車するが、調布駅行きは駅近くの川崎街道沿いに設置された停留所に停車する。
※この「大丸線」の解説は、「京王バス調布営業所」の解説の一部です。
「大丸線」を含む「京王バス調布営業所」の記事については、「京王バス調布営業所」の概要を参照ください。
- 大丸線のページへのリンク