壱岐家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:14 UTC 版)
壱岐 さゆり(いき さゆり) 声 - 伊藤美紀 ひよりの母親。後述の母の血筋により、姿は見えないが彼岸の存在への勘が鋭い。父様が病院を襲撃した際に妖に憑かれ、さらに取り憑かれた患者に殴られ頭部を負傷する。2ヵ月後には快復し、病院の立て直しに尽力している。 壱岐 高将(いき たかまさ) 声 - 家中宏 ひよりの父親。医師であり、自身が院長を務める「壱岐総合病院」を経営している。霊感の類は持っていないため、彼岸の存在は見えない。父様の襲撃により入院患者やその家族からの訴訟、更にはマスコミからのバッシングの対象となり、医師免許の剥奪も検討されるほどだったが、友人達の援助を得て再興を目指すこととなる。 壱岐 将臣(いき まさおみ) ひよりの兄。家業を嫌って家を飛び出し、家族には内緒で「瀬良魁夷(せら かいい)」という名を名乗り芸術家として活動していたが、友人からは「単なる現実逃避」と、厳しい指摘を受けていた。ただし祖母を診察している様子から、医師免許は持っていると思われる。ひよりと同様の霊感体質であり、夜トたち彼岸の存在を見ることができる。芸術家としての活動や祖母や妹の霊感体質を知った際の発言から、社会人となった現在でも少なからず中二病の気がある様子。 ある日、既に死霊となっていた友人の女性が若い画家の才能に取り憑かれ、絵に取り込まれてしまったのを救うため夜トに相談した(この時はひよりと夜トの関わりは知らなかった)。病院の騒動の後に実家に戻り、病院の立て直しに協力することとなる。 ひよりの祖母 ひよりの母方の祖母であり、現在は1人暮らし。名前は不明。強い霊感を持ち、夜トを始めとした彼岸の存在をはっきりと認識できるが、この体質により他者に触れられることを極端に嫌い、更には娘家族の不幸の原因であると考え、強い自責の念に苛まれている。老体ゆえに死期が迫っており、家には死後の彼女の魂を導く、「死神」にあたる黒い影が徐々に近づいている。夜トより死が避けられないことを告げられたひよりと将臣の提案により、娘家族と共に一緒に暮らすこととなった。
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