坂戸橋
名称: | 坂戸橋 |
ふりがな: | さかどばし |
登録番号: | 20-0355 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄筋コンクリート造単アーチ橋、橋長78m、幅員5.5m |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和8年 |
代表都道府県: | 長野県 |
所在地: | 長野県上伊那郡中川村大草・片桐 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 事業主体は長野県。設計は県技手棚谷与一。 |
施工者: | |
解説文: | 天竜川上流域に架かる道路橋。橋長78m、幅員5.5m、スパン70mのRC造単アーチ橋で、スパンドレルは開腹式とする。支柱に曲面を多用し、アーチリブの角には円曲面状の仕上げを施す。建設当時、RC造アーチ橋としてわが国最大スパンを誇った近代橋梁。 |
交通のほかの用語一覧
土木構造物: | 呉川眼鏡橋 喜久水酒造地下貯蔵研究所 四国村石舟のアーチ橋 坂戸橋 堀川橋 堀川運河護岸 塩屋橋 |
坂戸橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 16:55 UTC 版)
座標: 北緯35度38分31秒 東経137度56分38.3秒 / 北緯35.64194度 東経137.943972度
注釈
- ^ それまで鉄筋コンクリート製アーチ橋で最長だったのは、1931年(昭和6年)に建設された山梨県東山梨郡勝沼町(現・甲州市勝沼町)の「祝橋」(支間長51.5m)であった。「坂戸橋」建設後には、1939年(昭和14年)に岐阜県大野郡白川村の「大牧橋」(支間長74m)が完成、さらに1943年(昭和18年)には東京都青梅市の「万年橋」(支間長75.8m)が完成し、いずれも「坂戸橋」の記録を上回ったが、「大牧橋」は1956年(昭和31年)に関西電力が建設した「鳩ヶ谷ダム」の死水域に水没し、「万年橋」も2003年(平成15年)に老朽化のため撤去されて架け替えられ、いずれも現存していない。(現地案内板「登録有形文化財 坂戸橋」より)
出典
- ^ 中川村 公式サイト
- ^ a b c 長野県 公式サイト「長野県の道路2016 P2.歴史街道・登録有形文化財」
- ^ 長野県伊那建設事務所 公式サイト「近代土木遺産 天竜川に架かる坂戸橋の今昔」
- ^ 国土交通省中部地方整備局 天竜川上流河川事務所 公式サイト「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト」
- ^ 文化庁 公式サイト「文化遺産オンライン」
- ^ 信濃の橋刊行会 『信濃の橋百選』 信濃毎日新聞社、2011年7月1日。ISBN 4784071660。
- ^ 有限会社与根山建設 施工事例
- ^ a b “国宝・重要文化財(建造物)の指定について”. 文化庁. 2020年10月18日閲覧。
- ^ a b 令和2年12月23日 文部科学省告示第140号
- ^ a b 令和2年12月23日 文部科学省告示第142号
[続きの解説]
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