地理・舞台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:13 UTC 版)
クリフォト 邪悪の樹。 本作の物語の根本となる魔界の大樹。レッドグレイブ市の中央に現出し、魔界から人間界を貫くように樹立、地下の至るところに根を張っている。また、触手のような根で人間の血を吸って宇宙にまでその幹を伸ばし、その頂上には強大な魔力を秘めた「禁断の果実」を実らせる。 一般的な樹とは本質的に異なり、物理的には上下逆さまに生えている。人間界の地上に現出したものは全て「根」であり「魔界の地下」に相当し、人間界の地下に位置するものが「頂上」であり、地面を境界に魔界へと突き進んでいる。 他の悪魔を出現させる根や、電撃弾を飛ばしてくる脳みそのような形の根もある。 地表に表出したクリフォトの根は本来であれば成長に伴い成層圏にまで達し、そこから地球全土の空を覆うように根を張り巡らせていき、形成された根から地表に垂れ下がるように樹が成長していく:195頁。今作の物はミッション17においてユリゼンが撃破され、禁断の果実も失ったことでエネルギーが行き場を失って暴走状態に陥り、本来の成長過程を経られずに自壊している状態にある。ミッション18〜20の状態ではダンテとの決着を望むバージルの意志により、Vの杖と魔力の残滓を用いて維持されている:192頁。 マレット島 ムンドゥスが魔界への門を開こうとしていた島で『1』の舞台。ムンドゥスが倒された後大爆発を起こし、地図上から消え去った。 本作ではグリフォンたちとの戦いでダンテが懐かしむシーンがある。 ボビーの穴倉 モリソンからの手紙で言及された小説版『1』の舞台となった酒場。裏社会に通じる便利屋や荒くれ者の溜まり場でトニー・レッドグレイブを名乗っていた頃のダンテも常連客の一人であった。 ギルバの凶行によって主人のボビーをはじめ、多くの便利屋たちが死亡し、店は潰れてしまったが、『Before the Nightmare』でティキとネスティの二人が「グルーの穴倉」という名で再建している。 レッドグレイブ 本作の舞台となる地方都市。 初登場する街で、実はダンテやバージルの故郷であり彼らの生家が無人となって残っていた。また、ダンテの偽名の由来でもあった。スパーダの邸宅 ダンテ、バージルの生家にして、クリフォト出現の中心地となった邸宅。かつてスパーダが悪魔の襲来に備えて残した安全装置であるスパーダ像の加護は現在も動作する状態で残されている:186頁。ミッション12にて、ダンテはかつて幼少期に脱出に使用した地下洞窟から再び生家に足を踏み入れることになる。
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