地理・観光地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 23:49 UTC 版)
熱帯雨林・密林に覆われた高い山岳地帯が島の大半を占め、南部のマンタリンガハン山(標高2,086m)が最高峰である。「フィリピン最後のフロンティア」などとも呼ばれる秘境で、生態系がよく残っており、エコツーリズムの対象ともなっている。プエルト・プリンセサ地底河川国立公園やトゥバタハ岩礁海中公園が世界遺産に登録されている。 南北に長いパラワン島の周囲には無数の小島がある。島の北西にはブスアンガ島、クリオン島、コロン島などで構成されるカラミアン諸島(Calamian)があり、フィリピン屈指の良好な漁場として、ダイビングスポットとして(周囲は太平洋戦争中の日本軍の沈没船が多い)、また高級リゾートとして知られている。 島北部の町、エルニドは、高く切り立った大理石でできた数十の島々の景観と、美しい白砂のビーチで知られており、周囲に点在するリゾート・アイランドへの発着港でもある。これらのリゾートは島一つをひとつのリゾート施設が独占するという贅沢な造りのもので、隠れ家的なリゾートを求める観光客に大変人気がある。 その他、ドゥランガン島はパラワン島の西端に接しており、バラバク島は南端に接してボルネオ島とはバラバク海峡で隔てられている。
※この「地理・観光地」の解説は、「パラワン島」の解説の一部です。
「地理・観光地」を含む「パラワン島」の記事については、「パラワン島」の概要を参照ください。
- 地理・観光地のページへのリンク