地域同士が近接している対戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 17:18 UTC 版)
「日本のダービーマッチ」の記事における「地域同士が近接している対戦」の解説
ダービー名対戦クラブ川中島ダービー ヴァンフォーレ甲府、アルビレックス新潟 天地人ダービー モンテディオ山形、アルビレックス新潟 白山ダービー ツエーゲン金沢、FC岐阜 富士山ダービー 清水エスパルス、ヴァンフォーレ甲府 瀬戸大橋ダービー ファジアーノ岡山、カマタマーレ讃岐 海峡ダービー ヴィッセル神戸、徳島ヴォルティス 関門海峡ダービー ギラヴァンツ北九州、レノファ山口FC 川中島ダービー: 両ホームタウン出身の戦国大名武田信玄と上杉謙信に因んだダービーマッチ。由来となった川中島の戦いでは両大名が一騎討ちを行っている。両チームの対戦はJFL所属の1998年からであるが、2003年に「平成の川中島合戦」としてこの名が付けられた。2003年および2006年は戦いの舞台であった長野県(松本アルウィン)で対戦している。 天地人ダービー: 両チームのホームがある山形県と新潟県が県境を接していること、また、NHK大河ドラマ『天地人』で両県が主要舞台(1595年ごろまでは新潟県、関ヶ原の戦い以後は山形県米沢市。いずれも戦国大名上杉氏の本拠地である)となっていることから命名された。 白山ダービー: 白山を挟んで隣接する石川県・岐阜県の両Jクラブによるダービーマッチ。両クラブの対戦自体は2015年に金沢がJ2に昇格して以来行われているが、白山ダービーと銘打たれたのは白山開山1,300年となる2017年。 富士山ダービー: 両者のホームタウンから見える富士山から。記念グッズも発売されている。なお、この両クラブは業務提携を結んでいたこともあり (ヴァンフォーレ甲府の2002年の項なども参照)、近しい関係となっている。2006年の甲府のJ1昇格時、リーグ開幕戦で初めて実現した。 瀬戸大橋ダービー: 瀬戸大橋で結ばれている岡山県と香川県をホームタウンとする両クラブの対戦。2014年に讃岐がJ2昇格して実現した。なお岡山県と香川県は民放テレビの放送エリアが同一。 海峡ダービー: 鳴門海峡を挟んで隣県同士の兵庫県と徳島県をホームタウンとする両クラブの対戦。徳島がJリーグ昇格後、初対戦となった2006年に「海峡ダービー」の名がメディアに登場した。2014年にはJ1での対戦が実現している。 関門海峡ダービー: 関門海峡を挟んで隣県同士の山口県と福岡県の北九州市をホームタウンとする両クラブの対戦。2016年に山口がJ2に昇格して実現した。2017年は北九州のJ3降格に伴い開催されなかったが、2020年に北九州がJ2に再昇格したことにより再開された。
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