地下研究室の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 10:22 UTC 版)
「DOGS/BULLETS&CARNAGE」の記事における「地下研究室の関係者」の解説
ジョヴァンニ・ラムシュタイナー 声:中原茂 ハイネと同じく地下で生まれ育った青年。慇懃無礼だが執着心の強い性格。いつも白のスーツにサングラスをかけている。ハイネと違ってアンジェリカの配下として行動している。ハイネに強い執着心を抱いており、彼の事を監視していたような節もある。カルセリーノ一家との戦いの最中に突如現れ、ハイネと交戦した。 自分の幻影を他人に見せたり、接近するまで気付かれないでいるような能力を持つ。またハイネと同じく『ケルベロスの脊髄』を埋め込まれており、不死身に近い肉体を持つ。また何故か弱点であるはずの頭部にハイネに弾丸を撃ち込まれても生きていた。かつては『ケルベロスの脊髄』と上手く同調出来ておらず、落ちこぼれ扱いされていたが、現在はハイネ曰く「サマになってきている」模様。ワルサーP38の二挺拳銃を使う。 アンジェリカ = アインシュテルツェン 地下でハイネやジョヴァンニにケルベロスの脊髄を埋め込んだ張本人。本人は妖艶な美女で、立ち振る舞いは快活で可愛らしいものの、本性は完全なマッド・サイエンティストで、冷酷非情にして残忍な性格である。通称「博士」。あたかも複数存在しているような描写が作中に見られるが、詳細は不明。ツェルナーのことを「家族」と呼ぶ。 ルキ、ノキ 声:釘宮理恵 、辻あゆみ 黒とピンクの色違いの服を着た双子の少女。黒い服がルキでピンクの服がノキ。二人とも黄緑と黒のオッドアイで、ルキは右目、ノキは左目が黄緑色。子供らしく、能天気なまでに明るいが、戦いを遊びと称する異常性も備えている。Buon viaggioの常連で、よくパスタを食べに来ているようだ。 片手は武器になっており、ルキは右腕に巨大な鉈を、ノキは左腕に巨大な銃をそれぞれ長い袖に隠している。しかし両腕とも健在な描写もあり、戦闘時にそれぞれ銃と鉈として展開するものと思われる。両者とも『ケルベロスの脊髄』を埋め込まれているため、やはり不死身に近い肉体を持つ。当初ハイネはこの双子の事を知らなかったため、ハイネが地下を出奔した後の個体である模様。番外編『HARDCORE TWINS』にて主役として登場。他にも、『狗 -DOGS-』にも1コマのみだが登場している。 カンパネルラ = フリューリング ストライプスーツを着た長身の女性。長い黒髪を切りそろえている。以前は「冬峰直刀」を名乗っており、後にその名を捨てて現在に至るようだが、詳細は不明。 ルキとノキになつかれているが、その二人さえ恐怖する程に冷酷な女性。目にもとまらぬ速度で人を「罰点だ」と言って×の字状に斬り捨てる程の神技的な剣の腕を誇る。 リヒター・H・ベルトハイン 顎髭をたくわえた、タキシードを着こなす壮年の指揮者。ヘルプストとも呼ばれる。 かつてはアインシュテルツェンの施設に所属していたが、現在は施設を抜けて公共の楽団に所属している。かつて施設の謎を追って近付きすぎたバドーの兄を殺害し、バドーの右目を奪った張本人。バドーらを始末する任務で外界に出た際、様々なものに溢れた外界に魅力を感じ、それとは対照的な自分の無個性さに嫌気がさして、任務のついでに施設を抜けて出奔した。当時はまだ人並みの感情を持っていなかったらしい。 数十人の人間を一斉に操るほどに強力な催眠術を操り、幻覚を見せることで敵を同士討ちさせることすら可能。催眠術の際にタクトを振って指揮をするような動きをするが、タクトの動きで人を操っているわけではない(本人曰く「気分」)。
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