團團珍聞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 出版物 > 雑誌 > 政治雑誌 > 團團珍聞の意味・解説 

團團珍聞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 19:47 UTC 版)

團團珍聞(まるまるちんぶん)は、1877年明治10年)から1907年(明治40年)まで刊行された、主に週刊の戯画入り時局風刺雑誌である。マルチンと呼ばれた。社説にあたる茶説・洒蛙説(しゃあせつ)[1]のほか、狂句狂歌・風刺戯画で藩閥政府を皮肉って人気を呼び、自由民権運動の機運をあおった。『團々』、『団団』、『団々』と書いている資料もある。一時期、妹格の『驥尾團子』(きびだんご)誌もあった。


  1. ^ 厚顔な態度を言う「洒蛙々々(しゃあしゃあ)としている」の「洒蛙」。
  2. ^ 大久保利通文書1
  3. ^ 「清水薫:『漫画雑誌博物館 明治時代編 団団珍聞2(日清日露戦争期)』(1986)」の、p.74
  4. ^ 「木本至:『「団団珍聞」「驥尾団子」がゆく』、白水社(1989)」の、p.292
  5. ^ 長谷川如是閑:『ある心の自叙伝』、講談社学術文庫(1984)」の、『筆で立つまで』『「日本」時代前期


「團團珍聞」の続きの解説一覧




團團珍聞と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「團團珍聞」の関連用語

團團珍聞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



團團珍聞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの團團珍聞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS