国際連合安全保障理事会決議34とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議34

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/08 03:03 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議34
日付: 1947年9月15日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 202回
コード: S/555
文書: 英語

投票: 賛成: 9 反対: 2 棄権: 0
主な内容: ギリシャの情勢に関して
投票結果: 採択

安全保障理事会(1947年時点)
常任理事国
 中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
オーストラリア
ベルギー
ブラジル
 コロンビア
ポーランド
シリア

国際連合安全保障理事会決議34(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ34、: United Nations Security Council Resolution 34, UNSCR34)は、1947年9月15日国際連合安全保障理事会で採択された決議ギリシャ(当時ギリシャ王国)の情勢に関するもの。

この決議では、ギリシャアルバニアユーゴスラビアブルガリアの間の紛争を理事会の議題(継続して議論するべき項目の一覧)から削除することを定めた。

また付属して事務総長に対し全ての記録と文書を総会が自由にできるように指示するよう要請することも定めた。

決議は賛成9票、棄権2票(ポーランドソビエト連邦)で採択された。

詳細

以下はその和訳。

安全保障理事会は、
(a) 一方をギリシャ、他方をアルバニア、ユーゴスラビアおよびブルガリアとする紛争を、理事会が把握する事項のリストから除外することを決議する。
および、
(b) 事務総長が、本件に関するすべての記録および文書を総会の自由に処分できるよう指示することを要請する。[注釈 1]

脚注

注釈

  1. ^ 少し表現として分かりにくいが、本件に関する記録や文書の処分権を総会に託すことを指示するよう求めたということ。

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