国際連合安全保障理事会決議338とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議338

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/13 22:09 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議338
日付: 1973年10月22日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 1,747回
コード: S/RES/338
文書: 英語

投票: 賛成: 14 反対: 0 棄権: 1
主な内容: 第四次中東戦争の停戦要請
投票結果: 採択

安全保障理事会(1973年時点)
常任理事国
中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
オーストラリア
 オーストリア
ギニア
インドネシア
インド
 ケニア
パナマ
ペルー
スーダン
ユーゴスラビア

第四次中東戦争における領土の変化

国際連合安全保障理事会決議338(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ338、: United Nations Security Council Resolution 338)は、1973年10月22日国際連合安全保障理事会で採択された決議である。第四次中東戦争に関係する。

アメリカ合衆国とソビエト連邦の共同提案に基づいて第四次中東戦争の停戦を要請するもので、決議が採択されてから12時間以内に停戦が発効するように規定された。「適切な支援(appropriate auspices)」という文言は国連ではなくアメリカ合衆国とソビエト連邦によるものと解釈され、この第3項により1973年12月のジュネーヴ会議英語版のための枠組みが構築された。

この決議は、安保理の第1747回会合において、賛成14、棄権1(中華人民共和国)で採択されたが、依然として戦闘が続き、安保理決議339で停戦がなされた。

決議の受諾

エジプトとイスラエルは10月22日に決議を受諾したが、シリア、イラク、ヨルダンは拒絶した[1][2]

中東和平の外交と条約

関連項目

脚注

  1. ^ Electronic Jewish Encyclopedia http://www.eleven.co.il/article/10954
  2. ^ 232. Memorandum of Conversation, Tel Aviv, October 22, 1973, 2:30–4:00 p.m // Arab–Israeli Crisis and War, 1973, р. 662–666

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