国際連合安全保障理事会決議38とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議38

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/06 05:51 UTC 版)

国際連合安全保障理事会
決議38
日付: 1948年1月17日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 229回
コード: S/RES/38
文書: 英語

投票: 賛成: 9 反対: 0 棄権: 2
主な内容: インド・パキスタンのカシミール情勢に関して
投票結果: 採択

安全保障理事会(1948年時点)
常任理事国
 中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦
非常任理事国
アルゼンチン
ベルギー
カナダ
 コロンビア
シリア
 ウクライナ・ソビエト社会主義共和国

国際連合安全保障理事会決議38(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ38、: United Nations Security Council Resolution 38, UNSCR38)は、1948年1月17日国際連合安全保障理事会で採択された決議。初となるインド・パキスタンカシミール情勢に関してのものである。

内容

インドパキスタンの両国からの声明を受けて緊急の事態と、認めたうえで同組織に対し、その権限の範囲内においてカシミールの状況を悪化させることをいかなる形でも控え、それを改善するために自由に使える手段を展開するよう求めた(第1条)。さらに両政府には、理事会の検討下にある間、状況の重大な変化について直ちに理事会に通知・協議するよう要請している(第2条)。

決議は、ウクライナ・ソビエト社会主義共和国ソビエト連邦が棄権したが、賛成9票が投じられ承認された。

参考文献

関連項目

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