国際連合安全保障理事会決議24とは? わかりやすく解説

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国際連合安全保障理事会決議24

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:07 UTC 版)

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国際連合安全保障理事会
決議24
日付: 1947年4月30日
形式: 安全保障理事会決議
会合: 132回
文書: 英語 日本語訳

投票: 賛成: 10 反対: 0 棄権: 1
主な内容: ハンガリーの国連加盟検討指示
投票結果: 賛成多数で採択(オーストラリアが棄権)

安全保障理事会(1947年時点)
常任理事国

 中国
フランス
イギリス
アメリカ合衆国
ソビエト連邦

非常任理事国
オーストラリア
ベルギー
ブラジル
 コロンビア
ポーランド
シリア

国際連合安全保障理事会決議24(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ24、: United Nations Security Council Resolution 24,UNSCR24)は、1947年4月30日国際連合安全保障理事会で採択された決議。1947年4月22日に出されていたハンガリー国際連合加盟申請を検討することを指示したものである。申請は別途、加盟検討委員会で検討されることとなった。決議は賛成多数で採択されている。

概要

第二次世界大戦において枢軸国側であったハンガリー(当時ハンガリー王国)は、ソ連軍による占領を経て、1946年にはハンガリー共和国(第二共和国)が成立していた。1947年時点のハンガリー共和国においては、ハンガリー共産党が主導権を握りつつあった。また、同年2月にはパリ条約締結により連合国との講和が結ばれ、国連加盟への障害も解消されていた。

しかしながら、東西冷戦の影響により、ソ連を中心に国連加盟に対する冷淡な態度が続けられ、ハンガリーの加盟が承認されたのは、ソ連の態度が軟化した後となった。1955年12月6日の総会決議918(X)の勧告を受けた、1955年12月14日の国際連合安全保障理事会決議109によって承認され、同日の総会決議995(X)によりハンガリーの加盟が最終承認された。

参考文献

関連項目

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