国連人道問題調整事務所
通称はOCHAと呼ばれる。1992年に設置された国連人道問題局(UNDHA:Department of Humanitarian Affairs)が、1998年に改組され、多発する複合災害(Complex emergencies)や、自然災害に対する国連の人道援助活動能力の強化と、人道NGOなどとの連携調整を行う。以前、各国連機関が個別に提出していたConsolidated Appealなど、あらゆる緊急事態に対する人道支援活動の調整や、政策策定やその提案などを行っているが、あくまで実践機関ではなく、調整機関である。(明石秀親、喜多悦子)
<参考資料:http://ochaonline.un.org//AboutOCHA/HistoryofOCHA/...
国際連合人道問題調整事務所
(国連人道問題調整事務所 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 00:11 UTC 版)
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国際連合人道問題調整事務所(こくさいれんごうじんどうもんだいちょうせいじむしょ、英: United Nations Office for Coordination of Humanitarian Affairs)は、国際連合災害救済調整官事務所(UNDRO)及び国際連合人道問題局(DHA)を母体とし、1992年に国際連合総会決議46/182によって設立された国際連合事務局の一つ。一般的には「国連人道問題調整事務所」、或いは略称であるOCHA(オチャ)と呼ばれている。本部はニューヨーク及びジュネーヴ。
OCHAは、さまざまな自然災害・紛争災害の場で人道援助活動を効果的に行えるようにするために、他の国連・国際機関や政府と協力して調整するのが主な役割である。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカなど世界35ヶ国以上に2,000人弱のスタッフを抱えている。
1999年、日本では神戸のHAT神戸のWHO健康開発総合研究センターのある国際健康開発センタービルに最初のスタッフを送り、2002年に正式にOCHA神戸(OCHA Kobe)として開設された。後に移転し、現在は、隣接の人と防災未来センター東館に事務所を置き、2012年からは、日本の関係機関とのパートナーシップを通じて、緊急時対応と備えの強化を推進するため、業務を刷新した。尚、2011年まであったリリーフウェブ(ReliefWeb)と呼ばれる災害情報発信部門のアジアハブとしての機能は、2011年末にタイのバンコクに移転。
本部・事務所
- 本部
- ジュネーヴ
- ニューヨーク
- 事務所
- 神戸
外部リンク
- 国連人道問題調整事務所のページへのリンク