和名・方言名・学名・英名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 15:13 UTC 版)
「ショウゲンジ」の記事における「和名・方言名・学名・英名」の解説
和名は川村清一によって命名されたもので、その由来については、長野県飯田地方における方言名をそのまま採用したという。 江戸時代(寛政11年:1799年)に成立した菌類図譜である「信陽菌譜(市岡知寛)」には、シャウゲンヂなるきのこが図説され、「寺の僧が初めてこの茸を食し、それから地元の人々も食べるようになった」との説明書きが附されている。また、天保6年(1835年)に坂本浩然が著した「菌譜」にも、性賢寺茸の名が見える。 ショウグンジ(信濃地方)・シャウゲンボウ(岡山県美作)・ショウオンジ(愛知県豊田市周辺)・コムソウ(長野および広島)・タイコノバチ(岐阜県飛騨高山)・ボウズ(愛知県豊田市)・コモソウ(長野県伊那市より岐阜県岐阜市周辺)などの方言名がある。 英語圏では Gypsy Mushroom の名が用いられているが、その語源は明らかでない。種小名のcaperataは「しわがよった」の意のラテン語で、特にやや古いもののかさに、顕著な放射状のしわを生じる点を示したものである。
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和名・方言名・学名・英名
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「シャグマアミガサタケ」の記事における「和名・方言名・学名・英名」の解説
和名は、大脳状で赤褐色ないし紫褐色の頭部を「赭熊」(赤褐色のクマの毛皮を思わせる色調に染めたヤクの尾の毛。あるいはそれに似た色調のかもじ)にみたてたものである。 日本でのきのこ狩りの季節とはかけ離れた春季に多く発生することや、外観が奇怪であることなどから考えて、食習慣には結びつかなかったものと思われる。これを反映してか方言名も少なく、「ぐにゃぐにゃ」(秋田県南部)・「しわあだま」(秋田県北部)・「しわもだし」(東北地方の各地)などの呼称が知られている程度である 属名Gyromitraは、ギリシア語起源のGyros(γύρος:丸い・円形の・球形の)とmitra(μιτρα:頭巾・ターバン)とを結合したものである。また、種小名esculentaは、ラテン語で「食用になる」の意である。 英名では False Morel(ニセアミガサタケ)の呼称が一般的であるが、この名がいつごろから用いられているのかは明らかでない。北アメリカのオンタリオ州付近では Elephant’s Ear(ゾウの耳)の呼称が与えられているという。
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