和名・学名・方言名および英名とは? わかりやすく解説

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和名・学名・方言名および英名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/27 08:01 UTC 版)

チチアワタケ」の記事における「和名・学名・方言名および英名」の解説

和名は「アワタケ(Xerocomus tomentosus (L.) Quél.)に似て、特に幼い子実体の管孔部からゴム状乳液分泌するきのこ」の意で、今関六也命名係る属名のSuillus はラテン語で「ブタ」を意味する。属のタイプ種であるヌメリイグチじゅうぶんに開いたかさが、先端平たくひしゃげたブタの鼻を連想させたものではないか推定されている。種小名のgranulatus もラテン語起源で、「粒状の」を意味し、柄の表面生じ微細な粒点を表現したものではないか思われる青森県下では「はらくだし」の名で呼ばれており、ときに下痢をきたす特性表現しているものと考えられるまた、新潟県一部使われる「うらむき」の名は、かさの裏面の管孔層を剥き除いてから食用にする利用法が、かなり古くからあったことを示唆するものである可能性考えられる福井県では「しばたけ(アミタケとの混用名)」、石川県では「いくち(ヌメリイグチとの混用名)」と呼ばれ針葉樹林発生し、かさに粘性あり、かの裏面がスポンジ状の管孔となる他の種類混同されている。「あみこ」あるいは「あみこもだし」(岩手)や「じこぼう」および「りこぼう」(長野)などの呼称も、ハナイグチ混用されている可能性がある。千葉県一部でも、本種を「あみたけ」と称するという。 英語名としては「Granulated Boletus直訳すれば、ツブイグチの意味)」の呼称がある。柄の表面微細な粒点をこうむることを示したものと考えられる。ただし、ハナイグチヌメリイグチなどとともに、「Slippery Jack」の名で総称されることも多い。

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和名・学名・方言名および英名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/27 07:58 UTC 版)

ヌメリイグチ」の記事における「和名・学名・方言名および英名」の解説

和名は、江戸時代寛政11年1799年)に成立した菌類図譜信陽譜」(著者市岡知寛)から採用されたものであるという。 属名のSuillus はラテン語で「ブタ」を意味するじゅうぶんに成熟して平らに開いたヌメリイグチのかさが、先端が平たいブタの鼻を連想させたものではないか推定されている。種小名luteusラテン語で「黄色の」を意味し、管孔の色調由来する北海道では「ラクヨウ」、長野県山梨県では「ジコボウ」または「リコボウ」と呼ぶ。古くは、青森茨城で「アワタケ」、長野県下で「ジコウボウ」、岡山で「ボタイグチ」の呼称呼ばれたという。新潟県一部用いられるムキタケ」の方言名は、食用供するにあたって、かさの表皮を除くことが習慣化されていたのを反映している可能性がある。これらの方言名ハナイグチやアミタケ・チチアワタケなどをも混用していることが多い。 かさに強い粘性があることにちなみ、英語圏では「Slippery Jack」の呼称があるが、これもまた、ハナイグチそのほか同属類似種を総称する呼び名である。

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