和名・学名その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/27 08:11 UTC 版)
和名は、日本産の節足動物寄生菌のうち、クモ類を宿主として最初に記録されたことから命名されたものである。 属名のNomuraeaは、属のタイプ種である緑僵病菌の資料標本をフランスへと送付した、日本の養蚕学・蚕体病理学の権威である野村彦太郎(東京蠶業講習所)の名を記念したものであり、旧来の属名Isariaは「繊維」の意味である。種小名のatypicolaは「ジグモ属(Atypus)に発生する」の意であるが、前述のとおり本種の宿主はジグモではなくトタテグモ類であり、実態を反映した名とはなっていない。 なお、中国語では「紫色野村菌」と呼称される。
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