ムキタケとは? わかりやすく解説

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むき‐たけ【×茸】

読み方:むきたけ

ガマノホタケ科のキノコ秋に広葉樹枯れ木などに生える。短い柄があり、傘は半円形で、直径5〜10センチ淡黄褐色表皮がはげやすい。皮をむいて食用にする。


剥茸

読み方:ムキタケ(mukitake)

ヒラタケ別称
キシメジ科食用菌園芸植物

学名 Pleurotus ostreatus


ムキタケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 15:38 UTC 版)

ムキタケ(剥茸[1]学名: Sarcomyxa serotina または、Sarcomyxa edulis)は、ガマノホタケ科 [2]ムキタケ属に属する中型から大型のキノコの一種。カタハ、ノドヤキ、ノドヤケ[注 1]、ハドコロ、フクロ[注 2]、ボタヒラ[注 2]、ムクダイ、ワカムキなど、さまざまな方言名で呼ばれている[3]和名は、表皮下にゼラチン層があり、皮が容易に剥けることから名づけられている[1]。晩秋のころになると、ブナミズナラの枯れ木や倒木に重なり合って生える[1]。傘は細かい毛でおおわれている。


注釈

  1. ^ ノドヤケとよばれるのは、鍋物にして食べると、食感がなめらかなために飲み込んでしまい、熱い思いをするからだといわれている[3]
  2. ^ a b 鳥取県での地方名

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 吹春俊光 2010, p. 35.
  2. ^ 今関六也ほか編『山溪カラー名鑑 日本のきのこ 増補改訂新版』p.115、2011年、山と溪谷社
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 瀬畑雄三監修 2006, p. 138.
  4. ^ 斎藤輝明、「食用きのこ「ムキタケ」に関する研究」『日本菌学会大会講演要旨集』日本菌学会第57回大会 セッションID:P21, doi:10.11556/msj7abst.57.0_102, 日本菌学会
  5. ^ a b c d e f g h i 牛島秀爾 2021, p. 111.
  6. ^ 今関六也・本郷次雄(編著)、1987. 原色日本新菌類図鑑(Ⅰ). 保育社. ISBN 4-586-30075-2
  7. ^ 永井 行夫・温水竹則、1952. カンタケ及びムキタケの極性.林業試験場研究報告57: 1-6.
  8. ^ a b 蒲原邦行、2007. ムキタケ菌床栽培のための培養条件と菌株選抜に関する研究. 鳥取大学 博士(農学)論文(2007年03月16日授与:甲第440号)
  9. ^ 北海道林産試験場 林産誌だより 2012年5月号 12-13ページ 道産ホンシメジとムキタケの栽培技術の開発


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