和地山2丁目時代(2006-)
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「浜松市立城北図書館」の記事における「和地山2丁目時代(2006-)」の解説
2006年(平成18年)10月1日、城北図書館は文丘町から和地山2丁目に移転開館した。城北図書館の南側には和地山公園があり、西側には静岡県自動車学校浜松校がある。和地山公園のさらに南側には静岡大学浜松キャンパスがある。城北図書館は公園と住宅地に囲まれていることから、景観を損ねないように1層分は地下に埋め込まれている。建設費は17億8000万円。 開館前年の2005年(平成17年)7月1日には浜松市周辺の2市8町1村が浜松市に編入合併されている。合併後しばらくは各自治体が使用していた9種類の図書館システムが並立していたが、城北図書館の移転開館を機に全21館分室の市立図書館すべてを統合するネットワーク化が行われた。これに合わせて浜松市立図書館の全蔵書約200万冊にICタグが貼られたが、43万冊の高岡市立図書館を上回って日本最多のICタグ貼付数であり、アメリカ合衆国のシアトル公共図書館(英語版)(約220万冊)や中国の深圳図書館(英語版)(約180万冊)にも見劣りしない規模とされる。 2013年(平成25年)には浜松市立図書館で初めて「静岡新聞データベースplus日経テレコン」を導入した。2014年(平成26年)8月1日、浜松市立図書館で初めて国立国会図書館デジタルコレクションを導入した。静岡県内では富士市立中央図書館と静岡県立中央図書館に次いで3例目である。2016年度末の蔵書冊数は474,500冊(24館中1位)、2016年度の貸出冊数は585,042冊(24館中1位)、2016年度の利用者数は159,399人(24館中1位)だった。
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