コムソウ

デジタル大辞泉

こむ‐そう【虚無僧】

読み方：こむそう

普化(ふけ)宗の有髪の僧。宗祖普化禅師の遺風と称して、天蓋(てんがい)とよぶ深編み笠をかぶり、首から袈裟(けさ)と餉箱(げばこ)を掛け、尺八を吹いて米銭を乞い、諸国を行脚し修行した。薦(こも)を携えて野宿したところからとも、また、「虚無」は空の意とも人名ともいう。普化僧。薦僧(こもそう)。

難読語辞典

虚無僧

読み方：コムソウ（ｋｏｍｕｓｏｕ），　コモソウ（ｋｏｍｏｓｏｕ）

普化宗に属する有髪の托鉢僧

歴史民俗用語辞典

虚無僧

読み方：コムソウ（ｋｏｍｕｓｏｕ）

尺八を吹くことを修禅とする普化宗の禅僧。

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

虚無僧

読み方：コムソウ（ｋｏｍｕｓｏｕ）

初演 明和7.3(江戸・市村座)

音曲 長唄

近代文学作品名辞典

虚無僧

読み方：コムソウ（ｋｏｍｕｓｏｕ）

作者 竹西寛子

初出 昭和57年

ジャンル 小説