吾妻 (装甲巡洋艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/18 01:11 UTC 版)
吾妻（あづま）は、日本海軍の装甲巡洋艦。艦名は福島県北部にある吾妻山による。
注釈
- ^ 六六艦隊計画の6隻の装甲巡洋艦は、政治的事情からイギリス以外に発注する必要があり、フランスで製造された吾妻と、ドイツで製造された八雲は副砲が6インチ12門でやや小型である他は、同一戦隊に編入して戦術運動を行なうため船形はもちろん兵装制式も共通とし、実際には同型艦に近い。
- ^ 「動く艦艇」から除かれた。一説によると、新造時から使用しているベルビール缶の整備が難しく、缶管の漏水に悩まされいたとのこと[要出典]。
- ^ 戦局の悪化から、無用兵器の鉄源活用としてスクラップ化、新艦の建造に利用された。
- ^ 日露戦争当時の主要艦艇のうち、練習特務艦となったものを含めても大東亜戦争中に解体されたものは「吾妻」のみであり、非常に特殊な扱いをされた艦である[要出典]。
- ^ 「乃木神社」の「吾妻」主錨は、平成３年に京都府出身の旧海軍従軍者の請願によって慰霊碑「滄海に眠る若人の碑」が建立されることになり、その慰霊のモニュメントとして安置されたそうである[要出典]。重量は約3.8屯。
出典
- ^ a b c d #日本の戦艦(上)2001p.36
- ^ #海軍制度沿革8(1971)p.9、明治二十九年
- ^ 『官報』第5124号、明治33年8月1日。
- ^ 『写真日本海軍全艦艇史』資料篇、4頁。
- ^ 『官報』第2454号、大正9年10月6日。
- ^ a b 『官報』第2692号、大正10年7月21日。
- ^ a b 『官報』第2817号、大正10年12月21日。
- ^ a b 『官報』第3093号、大正11年11月21日。
- ^ a b 『官報』第3367号、大正12年11月12日。
- ^ 『官報』第3684号、大正13年12月2日。
- ^ 『官報』第3792号、大正14年4月16日。
- ^ a b 『官報』第3883号、大正14年8月3日。
- ^ a b 『官報』第279号、昭和2年12月2日。
- ^ a b 『官報』第878号、昭和4年12月2日。
- ^ a b 『官報』第1179号、昭和5年12月2日。
- ^ a b 『官報』第1478号、昭和6年12月2日。
- ^ 『官報』第1575号、昭和7年4月2日。
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