司会は女性アナウンサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 06:23 UTC 版)
「ばらえてい テレビファソラシド」の記事における「司会は女性アナウンサー」の解説
番組の大きな特徴として、複数の女性アナウンサーが司会を務めたことが挙げられる。 それまでの女性アナウンサーは、番組の中でアシスタント的な役割に徹することが多かった。また、ニュースなどの原稿を読む仕事がメインで、番組内で自分の意見を言ったり、素顔を披露したりするという機会もほとんど無かった。しかし、この番組は2人から5人の女性アナウンサーたちを司会に据え、永がアシスタントを務めるという従来には無い新しいスタイルで放送。NHKの女性アナウンサーがバラエティ番組のメイン司会を務めるというのも初めての試みであり、当時大きな話題を呼んだ。 番組スタート時、永は「こんなに有能なアナウンサーがいるのに、テレビにあまり出さないのは宝の持ちぐされ。彼女たちの魅力を引き出せるような番組を作りたい」と抱負を語っており、台本のみならずアドリブも交えた司会を期待。事実、放送が始まるとこれがNHKのアナウンサーかというような発言が随所に飛び出し、永の思惑通りの展開となった。 服装もそれまでとは違い、当時のNHKらしくない華やかな服装で登場。ただ、一社員扱いで手当(衣装代)は全く出ないため、ロッカーに自前の衣装を2・3着用意しておき、出演の時に着替える者が多かった。 毎回レギュラー出演していたのが、ベテランの加賀美幸子と新人の頼近美津子(頼近は当初は不定期出演、1980年2月より正式にレギュラー司会に昇格)。頼近は初めてのレギュラーの仕事がこの『テレビファソラシド』で、司会の他にコントなどでも活躍。得意のピアノではソロ演奏や先輩・古藤田京子との連弾も披露。ピアノを弾く軽やかな姿と美貌でアイドル的な人気を獲得した(その後、番組卒業からニュースキャスターを経てフジテレビへ移籍)。 現在ではNHK・民放を問わず女子アナウンサーの商品化・タレント化が通例となっているが、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}それを最初に試みたのがこの番組と言われている[誰によって?]。
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