司会スタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 05:04 UTC 版)
「クイズ100人に聞きました」の記事における「司会スタイル」の解説
これまでのクイズ番組の司会者は司会者席に座っての方式が多かったが、関口は司会者席には座らずタイピンマイクを付けてスタジオを回ったりする方式の司会をしていた(その後のクイズ番組やバラエティー番組にも影響を与える)。一時期、関口が出題中に行うひじを付く姿勢が視聴者からクレームを浴びたが、逆にある視聴者からは司会者にも気楽な姿勢でやっている、別にひじを付いても悪くないという声もあったことから、その後定番としてすっかりお馴染みになった。この姿勢は、番組のヒントになったアメリカのクイズ番組(後述)での司会者に倣ってのものとされる。 出題は関口自身が読み上げるが、関口は問題を読み上げるためのカード(前期は大きめだったが、後期は小さめになった。従来のクイズ番組は原稿用紙がほとんどだったため、その後のクイズ番組にも影響を与える)を持っているために問題自体は知らされているが、たとえ答えを知っていても本当の正解や正解の順番は何番目にあるのかは一切わからない。すなわち、問題カードには正解は一切書かれておらず、パネルを開いた際に本当の正解がわかる。もちろん、先攻・後攻を決めるための早押し問題(早押しボタンが押された際に問題読み上げが止まり、問題カードが後ろに隠される)以外(順番に解答する時)は解答者も覗くことはできる。そのため、答えの展開によっては関口の意外な表情も見られることがあった。また、オープニングのトークは「関口メモ」と書かれた二つ折りの紙を見ており、「トラベルチャンス」の時に関口が正解を確認する際はフロアディレクターが持つカンニングペーパーを見ている。
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