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口羽春良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/09 09:04 UTC 版)

口羽春良（くちばはるよし）は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将。安芸国の戦国大名である毛利氏の重臣・口羽通良の次男で、石見国邑智郡口羽^{[注釈 1]}を本拠とした父に従って、主に山陰方面で活動した。居城は石見国要路城（丁城、用路城、養老城）。

^ 現在の島根県邑智郡邑南町上口羽・下口羽。
^ 石見国邑智郡都賀西の500貫、出雲国島根郡東郷の100貫、備中国川上郡手荘の700貫、備中国阿賀郡中津井の300貫。以上、合計1600貫。
^ この時の口宣案の上卿は大納言・中山親綱、奉者は蔵人右中弁・藤原宜泰。
^ 春良の他には小早川隆景と吉川広家が冠と黒装束を、穂田元清、福原元俊、三浦元忠、渡辺長、堅田元慶、林就長が春良と同様に冠と赤装束を、粟屋元種と国司元蔵が折烏帽子と風折狩衣を、その他の供衆は烏帽子と直垂をそれぞれ着用し、輝元の供として従った。

^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第17号、弘治2年10月2日付志道才徳丸（口羽春良）宛て毛利元就・隆元連署知行宛行状。
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第19号、永禄9年比定閏8月15日付口羽春良宛て毛利元就書状。
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第20号、永禄10年12月25日付口羽春良宛て毛利輝元書状。
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第28号、元亀2年比定4月1日付口羽春良宛て吉川元春書状。
^ 『毛利輝元卿伝』p.58
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第3号、天正3年比定2月9日付口羽春良宛て毛利輝元書状。
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第1号、天正4年8月23日付口羽春良宛て毛利輝元知行宛行状。
^ 『毛利輝元卿伝』p.313。
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第21号、天正15年8月29日付口羽元良宛て毛利輝元書状。
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第30号・第31号、天正16年7月26日付口宣案。
^ 『閥閲録』巻32「口羽衛士」第22号、天正20年1月29日付口羽春良宛て毛利元清・福原広俊・渡辺長・林就長・佐世元嘉・二宮就辰・内藤元栄・安国寺恵瓊連署打渡状。
^ 『毛利輝元卿伝』p.479。

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