参加中の挑戦者について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:59 UTC 版)
「アメリカ横断ウルトラクイズ」の記事における「参加中の挑戦者について」の解説
挑戦者は第一次予選を通過すると後楽園球場・東京ドームの近くにある建物に集められ、通称「勝者弁当」を支給されて渡航説明会を受けた。その際大まかなクイズルート・予定などの概要を説明されるが、実際の行程は一部変更されることも珍しくなかった。また、グァムのクイズを通過した挑戦者は誓約書を書かされた(ただし強制ではなく任意)。 挑戦者の宿泊費・交通費・食費といった旅費は日本テレビが負担した。挑戦者の数が10名前後の時点からはアルコール代なども負担してもらえた。失格後も成田(第1回は羽田)空港までの旅費と食費を負担してもらえたが、挑戦者のものよりランクが下がっていた。 敗者はクイズが終わると、放送上では罰ゲーム後「東京直行」 として即強制送還という演出がされていたが、実際は必ずしもそうではなかった。日本方面の飛行機の日程の都合や現地の天候、各チェックポイントの周辺施設の警備上の問題等の理由で、実際には敗者がその地に一泊してから帰るというケースもあった。例えば、グァムまでの機内ペーパークイズで敗者になった場合、放送ではタラップ最後の一段でグァムの地を踏めずに機内に戻され日本へUターンという演出になっているが、実際にはそのままグァムで一泊する回もあった。また、ハワイでは敗者を乗せたバスに福留が乗り込み、「敗者の皆さんも番組を盛り上げてくれたので、特別にハワイの夜をプレゼントしましょう」と言い、勝者と共に敗者も同じホテルに一泊してから帰国したこともあった。 なお、敗者は失格地の宿泊所から空港までは残置されたスタッフが連れて行くが、それ以降乗継ぎなどがあった場合、もしくは途中で別の土地で一泊する場合にはチェックインや搭乗手続きなどを全て自分1人で行わなければならなかった(中継地に近畿日本ツーリストのオフィスがある場合は、現地スタッフが案内するケースもあった)。終盤や僻地で敗者になった場合、1日で日本に到着できるケースはほとんどなく(本番組放送時代は成田直行は今ほど多くはなかった)、2-3日かけて帰国 するケースもあった。
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