厚生施設・保健施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:30 UTC 版)
旧学生会館★(1959年)1階は生協の食堂「ビッグ・ママ」や売店があり、2階以上は主に音楽系のクラブの部室や音楽練習室があり、「ママ上ホール」と通称される音楽ホールもある。関学に唯一残るW・M・ヴォーリズ建築事務所設計による非スパニッシュ・ミッション・スタイルのモダニズム建築。体育館側に2階から「プラザ」と呼ばれる広場に降りる屋外階段があるが、かつては階段の2階部分から体育館まで渡り廊下が設置されていた。渡り廊下は新学生会館の建設時に撤去されたが、渡り廊下のあった痕跡が2階部分に残っている。新学生会館が建てられるまでは単に「学生会館」と呼ばれていた。 新学生会館◆☆(1984年)「第2学生会館」の失火による焼失後、長らく学生会館は1つだけの状態が続いていたが、約8年の年月を経て新学生会館の新築が実現した。地階には生協の大食堂「ビッグ・パパ」や民間のレストランなどが、1階には生協の売店や書店、民間のレストランや生協のレストランなどが、2階には主に体育系のクラブの部室が、3階と4階には主に文化系のクラブやサークルの部室・共同部室などがある。また、部会用の会議室があり、大学祭の際は展示室としても使用される。もともとは寮や屋外プールが存在した場所であるが、プールは温水プールとして地下2階に作られている。 関西学院会館◆☆(1999年)会議場や宴会場、レストランやベーツチャペルなどがあり、結婚式にも対応できる。実際の運営は宝塚ホテルが行っている。関学が行う記者会見は主にこの建物で行われるため、インタビューボードが常設されている。 保健館(1967年)中に診療所があり、学生や教職員は保険診療を受けられる。歯科・精神科・心療内科は事前の予約が必要である。定期健康診断も行っている。スパニッシュ・ミッション・スタイルではないが、パラペット屋根にスパニッシュ瓦をあしらっており、他の建物と統一感を図っている。 外国人住宅★◆(1929年)名称は教師住宅→外人教師住宅→外国宣教師住宅→外国人住宅と変遷した。2階建てで洋風の造りだが、使用人の居住区域は和室となっている。10号館まで建てられたが、現在は1号館は「ベーツ館」としてゲストハウスに、2号館は「オハラホール」として関西学院会館付属の会議室として使用されている。この2つの建物のみ関西学院会館側から建物の近くまで行くことができる。3号館から6号館は現在でも外国人教授の住宅として使用されている。7号館から9号館は事務所などの用途に使用されていたが、新第2教授研究館A棟(仮称)建設のため2020年に解体された。10号館は第一教授研究館新館の建設のため解体された。 ベーツ館★◆(1929年) オハラホール★◆(1929年)外国人住宅2号館を使った関西学院会館の会議室・宴会室の一つとして、25名までの会場が設営できる。
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