厚生省と西岡の衝突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 23:02 UTC 版)
「マルコポーロ事件」の記事における「厚生省と西岡の衝突」の解説
廃刊発表の翌日1月31日(火)、西岡は、勤務先であった厚生省直轄の病院で、厚生省職員である病院幹部から激しく攻撃された。特に、西岡の支持者であるフリー・ジャーナリストの木村愛二が企画した、翌2月1日(水)の記者会見の中止を強く求められた。これについて、西岡は「病院でなかば軟禁状態に置かれ」「厚生省職員による職権乱用」であると繰り返し批判している。また、これを「職務専念指導」だったとするウィキペディア上の書き込みを、自身のブログとツイッター上で強く否定している(歴史を考える:マルコポーロ廃刊事件に関するWikipediaの虚偽記載:http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori-rekishiokangaeru/archives/68775982.htmles/65982ml)。 西岡による事件当時の回想の動画(https://www.youtube.com/watch?v=ho1iZfeoIq0)記者会見当日の2月1日、西岡は、記者会見に出席しないという嘘を関係者に流して「厚生省側を安心させた」上で、病院の前に迎えに来た『サンデー毎日』の車で、都内の記者会見会場に向かった。記者会見では厚生省からのこうした記者会見中止の要求を、西岡は、記者会見冒頭で官庁名は出さないままに強く批判した。しかし、翌日の朝日・毎日・読売・日経は、西岡による記者会見自体は伝えながら、西岡が記者会見冒頭で抗議した厚生省による「介入」については、報道をしなかった(ただし反連合国史観の論壇誌『正論』は「官庁による圧力」という西岡の主張を「西岡の主張」として報じている)。また、複数のスポーツ紙も社会面で西岡のこの主張をそのまま報じている。厚生省は翌2月2日(水)、病院幹部を通じて、「あれは、西岡を心配して言ったのだ」と西岡に説明した。
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