北陸本線電化とその後の展開
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「サンダーバード (列車)」の記事における「北陸本線電化とその後の展開」の解説
1964年12月25日時点の編成図雷鳥 ← 大阪 富山 → 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 二 二 二 一 一 食 二 二 二 二 二 凡例 一=一等車 二=二等車 食=食堂車 1963年(昭和38年)4月20日:同年4月4日に北陸本線福井駅 - 金沢駅間交流電化完成および15日の武生駅 - 鯖江駅間複線化完成により、以下のように変更される。大阪駅 - 新潟駅間で急行「きたぐに」が運転開始。 「ゆのくに」「加賀」「つるぎ」が急行列車化。「ゆのくに」と「加賀」の差異は「ゆのくに」が全車両座席指定制で、「加賀」のうち1往復は夜行列車であった。 「越前」が「くずりゅう」に統合され、新たに敦賀駅 - 金沢駅間で準急「越前」が運転開始。 大阪駅 - 七尾線和倉駅(現在の和倉温泉駅)間で急行「奥能登」(おくのと)が運転開始。ただし、「奥能登」の上り始発駅は輪島駅であり、かつ金沢駅以北は準急列車として運行。また、大阪駅 - 金沢駅間は「きたぐに」との併結運転とした。 1964年(昭和39年)10月1日:東海道新幹線開業に伴うダイヤ改正により、次のように変更(1964年10月1日国鉄ダイヤ改正)。大阪駅 - 富山駅間で特急「雷鳥」(らいちょう)1往復が運転開始。ただし、専用車両となる481系電車の落成が遅れたため、運転開始は同年12月25日まで遅れた。また、名古屋駅発着の「しらさぎ」も設定されるが、同様に運行開始が遅れた。 大阪駅 - 富山駅間で急行「越山」(えつざん)が運転開始。 「越前」は「くずりゅう」に変更され、新たに大阪駅 - 金沢駅間で急行「越前」が運転開始。同区間の急行列車は、昼行列車は「越前」と「ゆのくに」に、夜行列車は「加賀」になる。 1965年(昭和40年)10月1日:ダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。「白鳥」の上野駅発着編成が「はくたか」として分離。 「越山」が「立山」に統合されて廃止。 大阪駅 - 金沢駅間の昼行急行列車が「加賀」に統一。 1966年(昭和41年)3月5日:準急制度の変更に伴い、「奥能登」の全区間が急行列車化。 10月1日:「加賀」の1往復が「雷鳥」に変更され、「雷鳥」は2往復に、「加賀」は1往復になる。 1967年(昭和42年)3月18日 - 5月7日:毎週土・日曜とゴールデンウィークに臨時「雷鳥」を「はくたか」の運用間合いによるキハ80系気動車で1往復運転。 10月1日:臨時列車として「加賀」が2往復増発。
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