冬服・合服とは? わかりやすく解説

冬服・合服

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:27 UTC 版)

日本の警察官」の記事における「冬服・合服」の解説

冬服12月1日から翌年3月31日まで着用)は3つボタンである。色は濃紺色導入当初市民からは「遠目には警備員区別がつかない」と不評だったという。 帯革たいかく)をズボンベルト専用金具固定する帯革には、拳銃ホルスター無線機警棒伸縮警棒)、拳銃吊り紐手錠ケースなどがつけられる拳銃ホルスター無線機上衣の外に出ていないといけないため、上衣ポケット下に切られているスロットからベロ引き出しそれに付ける。つまり一般の上着と違い、腰ポケットダミーで、腰ポケットに物は入れられない構造である。拳銃吊り紐カールコード式で、端は帯革留める合服4月1日から5月31日まで及び10月1日から11月30日まで着用沖縄県警では合服の期間が短いほか、警視庁小笠原警察署では通年夏服のため着用しない)は、上衣ズボン共に紺色とする。制式冬服と同様。生地に麻が混じっているため、色や艶が冬服とはやや異なる。上着の下には夏服そっくりの肩章付のワイシャツ長袖で色は白)を着用している。上着脱いでワイシャツのみでの着用認められており、その際腕まくり許可されている。 旧制式と比較して次の点などが変更されている(1968年1994年制服比較)。 上衣の下衿は、ピークドラペルからノッチドラペルになった肩章の襟側に飾りボタン左右1個ずつ付いた4つボタンから3つボタンになった胸部のポケット張り合わせが、ひだ一条になった腰部左右にポケットポケット留めるボタンがあったものから、ズボンベルトに付け帯革拳銃無線機を出す貫通口とそのとなったセンターベンツから、サイドベンツになった帯革上衣の下に締めこととし負革廃止された。そで章を袖前面一直線配した線から、袖前面に外上がり内下がり斜めに配した線に変更警部補帽子の帯章の黒色線を紺色線に変更警棒全長60センチ木製からアルミ合金特殊警棒統一された(捜査員や白バイ隊員従来から特殊警棒)。 階級章デザイン変更警察庁長官章と警視総監階級章を除く)し装着位置を両襟(盛夏服は右胸)から左胸に変更右上腕部エンブレム付いた(これは交通取締時に運転手警察官証明し交通警察活動認識させるため。警備員ワッペン逆に左腕や、アメリカ法執行官同様の両腕である)。エンブレムシリコンとなっている。

※この「冬服・合服」の解説は、「日本の警察官」の解説の一部です。
「冬服・合服」を含む「日本の警察官」の記事については、「日本の警察官」の概要を参照ください。

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