先軍号 / 先軍虎とは? わかりやすく解説

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先軍号 / 先軍虎(先軍-915)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 06:32 UTC 版)

M-2002」の記事における「先軍号 / 先軍虎(先軍-915)」の解説

2010年10月10日軍事パレードでは、転輪が6個で操縦席中央にある新型車体に、お椀型の砲塔載せた新型戦車確認されている。これを天馬号/天馬虎の最新型とする説もあるが、2010年2012年天馬号/天馬虎の最新型である「天馬5号(チョンマオホ)」がこれとは別に登場している。 サーマルスリーブ装着した主砲は125mm滑腔砲である可能性が高いが、外観から2A26/2A46系の単純なコピーではないようである。また、砲塔下方自動装填装置(オートローダー)は搭載していない可能性が高い。そのため、装填手がいるものと考えられる砲塔内は3名で、車長砲塔後部左側に、砲手前方左側に、装填手は右側にいる。‎砲塔上面右側にはKPV14.5mm重機関銃装填手が操作RWSではないので、射撃時はハッチから身を乗り出し曝す必要がある)を、砲塔上面左側には携行地対空ミサイル車長操作)を備えている。砲塔側面には左右それぞれ4連装発煙弾発射機備えている。操縦席前方傾斜した車体前面には、爆発反応装甲ブロックしきもの確認できる。この2010年時点では砲塔前面爆発反応装甲しきもの確認できない砲塔後部は箱状のバスルになっており、即応弾を収納しているものと推測される。バスル後部には籠が付いている。砲塔後端バスル部分直前位置砲塔上面には太めの棒が立っており、環境横風センサーだと考えられる。 この戦車2012年4月15日行われた金日成主席生誕100周年記念軍事パレードにも登場している。操縦席前方傾斜した車体前面には、爆発反応装甲ブロックしきもの確認できる。この2012年時点ではお椀砲塔前面に、T-90の「コンタークト5のような形状の、楔形の板を備えている。 北朝鮮情報筋は、RHA換算で、砲塔の900mmに加えて二枚重ね砲塔ERAで500mmが追加されて、約1,400mmの砲塔正面防御力がある、と主張している(が、誇張可能性が高い)。 車体左側面にエンジン排気口があることが確認できる中国網2013年1月17日付けは、「北朝鮮2012年4月開催した閲兵式でほとんどの主力戦闘装備動かしたことをロシア軍産業共同体サイト1月15日報道した」と、間接的に報じた。その中にはM-2002 暴風虎も含まれていたとされるM-2002 暴風虎として公開され画像は、転輪片側6個で、操縦席前方傾斜した車体前面爆発反応装甲ブロックしきものを、お椀砲塔前面楔形の板を備えており、上記2010年2012年と同じ戦車である。 聯合ニュース2013年6月19日付けは、北朝鮮2005年から2012年にかけて、「先軍号」と「天馬5号からなる新型戦車900輌を追加配備した報じた朝鮮日報2014年8月19日付けは、北朝鮮が、中国との国境地帯両江道2010年創設した第12軍団に、自動射撃制御装置コンピューターモニター搭載した最新型戦車「先軍915」を約10配備した報じた。 先軍号あるいは先軍虎(선군호、発音どちらもソングンホ)は金正日の「先軍政治」から名づけられたとされる初期名称は先軍-915であった2009年より生産開始された。

※この「先軍号 / 先軍虎(先軍-915)」の解説は、「M-2002」の解説の一部です。
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