個室寝台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 22:33 UTC 版)
寝台を備えた定員1 - 4人程度の個室単位でドアを設けた方式。区分室寝台などともいう。廊下の配置は、片側通路式、中央通路式ともにある。 日本では過去においてこの方式の部屋を区分室と呼んでおり、ナロネ20形等の1人用について「個室」の語を用いた。「2人用個室」など複数人用の場合にも用いられるようになったのは後のことである(詳細はA寝台#20系客車登場以降を参照)。
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個室寝台
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日本では、三等級制の時代には上述の通り一等の多くと一部の二等寝台が区分室式であったが、1960年代頃からは一等(従来の二等)→A寝台(1969年から)においても、開放式(プルマン式)が主流となった。 しかし、1980年代中葉以降、とりわけ国鉄分割民営化以降、日本でもA寝台のみならずB寝台でも区分室式が増加してきた。改造によって製作された車両が多く、形態は非常に雑多であった。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}プライバシーや防犯上の理由とされている。[要出典] 日本では2020年1月24日現在、以下のようなものがある。 定員名称種別連結列車名1人シングルデラックスA寝台 サンライズ瀬戸、サンライズ出雲 シングルツインB寝台 シングルソロ2人カシオペアスイートデラックスA寝台 カシオペア カシオペアデラックスカシオペアツインA寝台 サンライズツインB寝台 サンライズ瀬戸、サンライズ出雲 B寝台「ソロ」の場合、料金は6,480円とビジネスホテル並み、設備的にはカプセルホテル並みのスペースではあるが、出入口にはドアがあり鍵がかけられるため安心して利用できるというメリットがある。料金が同一にも関わらず開放式寝台との差は大きい。寝台料金だけを見るとビジネスホテル相当であるが、運賃料金込みで考えた場合新幹線料金よりも安価な特急料金が適用されるため、乗車区間により異なるが概ね新幹線料金+カプセルホテルの宿泊代程度が運賃料金の相場となる。 また、JR西日本・JR東海285系電車「サンライズエクスプレス」に設定されているB寝台「シングル」は、「ソロ」よりわずか1,080円高い値段でカプセルホテルをはるかに凌ぐ頭上スペースを備えた個室寝台が利用できる。 施錠は暗証番号を入力する方式のほかカードキーを使うものがある。 個室B寝台「ソロ」(14系15形寝台特急「富士」・2007年8月)
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