個室寝台車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 14:58 UTC 版)
WLABm 編成中で一際目立つ2階建て構造で、デラックス用1等個室寝台とエコノミー用2等個室寝台の合造車。乗務員室を備え、1等個室は2階に配置される。内装リニューアル時にトイレ寄りの2等個室が1つ潰されて荷物室へ改造されたため、形式がDWLABmに変更された。それ以前に一部が簡易寝台車とトレードする形でドイツ鉄道へ移籍しており、それらは荷物室改造が行われていない。 WLBm WLABmと共通の車体を持つ2階建て車両で、エコノミー用2等個室のみを有する。乗務員室の代わりに個室を配置して定員増を図っている。内装リニューアル時にトイレ寄りの2等個室が1つ潰されて荷物室へ改造されたため、形式がDWLBmに変更された。それ以前に一部が簡易寝台車とトレードする形でドイツ鉄道へ移籍しており、それらは荷物室改造が行われていない。 WLABsm166.5 2002年に、DBナハトツーク所属のT2Sタイプの車両をCNL用に改造編入したもの。外板塗色が変更された以外に設備面で大きな変更点はない。
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個室寝台車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 22:33 UTC 版)
鉄道会社により個室の名称や種類は様々である。 シティナイトライン(CNL)ではデラックス(Deluxe)とエコノミー(Economy)の二種類の個室がある。デラックスは1段から3段(平屋の客車の場合は3段、二階建て客車の上階の場合は2段が基本)の寝台とテーブル、椅子、専用のシャワーとトイレを備える。エコノミーは二人から四人用の個室で、個室内に洗面台があるもののトイレやシャワーはない。 スペインのレンフェが運行する国内夜行列車やエリプソスなどスペイン発着の国際夜行列車では、グランクラーセ(Gran Clase)、プレフェレンテ(Clase Preferente)、トゥリスタ(Clase Turista)の三種類がある。グランクラーセは二人個室で洗面台、シャワー、トイレを備える。プレフェレンテは二人用、トゥリスタは四人用の個室で、ともに室内に洗面台はあるがトイレなどはない。 イタリアのトレニタリアによる国内夜行列車やイタリアとオーストリアの間の一部のユーロナイトでは、普通寝台車のほかにエクセルシオール(Excelsior)というデラックス寝台車を連結している。エクセルシオールでは各個室にシャワーやトイレを備えるほか、ダブルベッドのある特別室(Matrimonial suite)もある。エクセルシオールはかつてはフランス・イタリア間の夜行アルテシアにも連結されていたが、2005年12月のダイヤ改正で取りやめられた。 個室寝台で他人と相部屋になる場合、家族やカップルで利用する場合を除き、部屋は男女別に分けられる。ただし男児が女性の部屋に入ることはある。またロシアなど旧ソビエト連邦圏の夜行列車では男女が相部屋となることもある。
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