個展、南仏の風景
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「ミシェル・キコイーヌ」の記事における「個展、南仏の風景」の解説
第一次世界大戦が勃発すると、キコイーヌは志願兵として従軍した。1919年、パリ8区のシェロン画廊(1915年12月、画商ジョルジュ・シェロンがラ・ボエティエ通り56番地に開設)で最初の個展が行われた。自由フランス海軍コマンド部隊の軍曹としても知られる美術評論家のギ・ド・モントロール(フランス語版)がキコイーヌの絵画について記事を書いたことがきっかけとなり、美術品収集家のウジェーヌ・デカーヴ(フランス語版)が油絵15枚とデッサン40枚を買い取った。 1922年から1923年にかけて南仏に滞在していたスーティンを訪れ、セレやカーニュ=シュル=メール(アルプ=マリティーム県)の風景を見出すことになった。1926年、ヨンヌ県アネ=シュル=スランに一軒家を購入(後の1987年、ジャック・ヤンケル(フランス語版)がすぐ近くのノワイエ=シュル=スランの美術館に多数の素朴派画家の絵画を寄贈し、素朴派美術館が設立された)。1927年に「ラ・リューシュ」を去っていったんモンルージュに引っ越し、1933年に再びモンパルナスに居を構えた。
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