個人的な習慣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 11:15 UTC 版)
「マージョリー・ストーンマン・ダグラス」の記事における「個人的な習慣」の解説
マージョリーがエバーグレーズの保存のために活動したことに拘わらず、実際にエバーグレーズで時間を過ごしたのは間欠的であり、時にはピクニックのためにそこを車で通ったことを認めていた。「エバーグレーズの友であることは必ずしもそこを歩き回って時間を過ごすことにはならない。...そこは虫が多く、あまりに湿気ており、概して快適ではない。」と書いていた。その代わりに、その環境の健全さは、一般的に人間性の健康で安心なことを示していると理解していた。 マージョリーの身長は5フィート2インチ (157 cm)、体重は100ポンド (45 kg) と、その控えめな外観にも拘わらず、常に清潔に真珠を飾り、柔らかい麦藁帽と手袋を着けて、人に言いたいことを分からせる鋭い能力があった。完璧に話し、正確な文章を作ることで知られ、その主題に深く関わることと知識で尊敬された。その批評家であっても、エバーグレーズに関する彼女の権威を認めていた。「セントピーターズバーグ・タイムズ」の記者であるジェフ・クリンケンバーグは、マージョリーにインタビューして幾つか記事を書いていたが、彼女について、「飛び出しナイフのような舌を持っており、官僚や政治家を当惑させる道徳的権威者であり、物事を起こさせる」と書いていた。マージョリーは、彼女の本を読んでおらず画一化された質問をするような記者を傲慢にはねつけたと言われた。 マージョリーはスコッチ・ウイスキーとシェリー酒を嗜んだ。友人で隣人のヘレン・ミューアは、「彼女が来てシェリー酒を持っており、それから私が彼女の家に歩いて行って、彼女が私を送り返す。それから私たちはシェリー酒をお代わりする。彼女は何と楽しい人だろう」と回想していた。小説家ハーヴェイ・アレンはマージョリーとヘレンのことを「ステュワート・アベニューのギャング」と呼んでいた。この二人は共にシェリー酒を飲み噂話をすることを好んだが、その後には図書室の将来や南フロリダの女性の役割などまじめな話が続いた。二人は親友であり、お互いに仕事を助け合うことも多かった。マージョリーは車の運転を習わず、所有することもなかった。その家には空調も無く、電気ストーブも食器洗浄機も無かった。 マージョリーは離婚後に幾人かの男性と付き合い、その1人が兵士として既にフランスに行っていたので、それを赤十字社に入った理由にしていた。しかし、彼女は婚外交渉を信ぜず、放蕩でその父を辱めることも無かったと言っていた。1992年、クリンケンバーグに向かって率直に離婚以来セックスをしていないと言い、「私は野生の女ではなかった」と告げた。しかし、彼女は仕事の代わりにその感情とエネルギーを使ったと言うことを好んだ。「人々は、セックスに向かうエネルギー、それを取り囲む感情の全てが、別の方向に使えることを理解しているようには見えない」とその自叙伝に書いていた。
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